【ホンダ クラリティPHEV 4000km試乗】環境技術のアドバルーンではもったいない[前編] (21/30)

自動車試乗記

関門海峡・九州側のめかり公園にて関門橋をバックに記念撮影。
関門海峡・九州側のめかり公園にて関門橋をバックに記念撮影。《撮影 井元康一郎》
  • ホンダ クラリティPHEV。鳥取のハワイ(羽合)海水浴場にて。
  • ホンダ クラリティPHEVのフロント。島根・益田郊外の持石海岸にて。
  • ホンダ クラリティPHEVのフロントを上方から。鳥取・夏泊海岸近くにて。
  • ホンダ クラリティPHEVのマスク。左右ヘッドランプとグリルを一体に描くデザインアイコン「ソリッドウイングフェイス」の特徴が顕著。
  • ホンダ クラリティPHEVのサイドビュー。後醍醐天皇が隠岐から脱出したときに腰掛けたという御岩にて。一見普通のセダンだが、極度に洗練された空力シルエットを持つ。
  • ボディ各部のフラッシュサーフェイス(表面平滑)化はこれでもかというくらい徹底的に行われていた。
  • リアもエアカーテン構造。リアドア近くに導風口が設けられていた。
  • 前後ドアをそれぞれ全開にしてみた。リアドアは大きいわりに開く角度が小さく、乗り込み性はあまり良くなかった。フロントはアクセス性良好。
  • 前席。シートはレザーとジャガードのハイブリッド。簡素な形だがツーリングにおけるホールド性、滑り止め性は悪くなかった。
  • ステアリングまわり。ステアリングのレザーのタッチは悪くないが、ベースのパイプ部の肉厚が少し薄い感じで、もうちょい質感を上げたいところ。
  • 無垢材調の樹脂パネル。見た目、手触りともビニール感丸出しで印象はよくない。もっと先進的に作ればよかったのにと思った。
  • プッシュボタン式のシフトセレクタ。最近の流行りだが、ブラインドタッチについては4000kmドライブの最後まで慣れなかった。
  • リアシートは十分すぎるほどに広い。ヘッドクリアランスの余裕はあまり大きくないが、後席座面は高く取られており、眺めは良い。ホンダ車の美点である。
  • フロントドアの開口部にはスカッフプレートも未装備。600万円級のモデルなのだからもう少し色気を出してほしい。
  • フロントサスペンション。アーム、スタビライザー締結ロッドなどはすべて軽合金製で、下手なプレミアムセグメントのセダンをしのぐお金のかけ方だった。
  • リアサスペンションも軽合金製。サスペンションをマウントする防振サブフレームもアルミ製であった。
  • 島根県の海岸のバス停にて。シルエットは美しい。
  • 熊本の人吉から錦江湾奥部に出る山岳ルートで鹿児島入り。森を抜け、桜島が見えたところで記念撮影。
  • 島津別邸近くの祇園之洲で桜島をバックに記念撮影。
  • 長距離航路が集まる鹿児島港にて。背後の船は秘境・トカラ列島と本土を結ぶ定期船。
  • 関門海峡・九州側のめかり公園にて関門橋をバックに記念撮影。
  • 静岡・道の駅「潮見坂」にて普通充電中。
  • 箱根峠近くにて記念撮影。
  • 国道9号線山陰道の旧道を行く。北陸の国道8号線ほどではないが、自動車専用道路ができる前の物流、交通がきわめて厳しいものであったであろうことが伺えた。
  • 高速道路を走行中。ハイウェイクルーズはクラリティPHEVの一番の得意ステージだった。