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Hi-Fiブランド「モレル」に注目! システムアップのための、カーオーディオユニット“AtoZ”! lesson 04「サブウーファー編」その12

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モレル・ウルティモ チタニウム シリーズ全 3 枚写真をすべて見る

愛車のサウンドシステムの性能を上げることに興味を抱くドライバー諸氏に向けて、それを実践しようと思ったときに役立つ製品情報を多角的に発信している当コーナー。現在は「単体サブウーファー」の注目モデルを紹介している。

今回は、イスラエル発のHi-Fiスピーカーブランド「モレル」にスポットを当てる。ちなみに「モレル」は、超ハイエンド機からエントリーモデルに至るまでカー用のスピーカーをさまざまリリースしているが、「単体サブウーファー」については製品展開をある程度絞り込み、3ライン展開にとどめている。

とはいえ各ラインごとで6機種から3機種を用意しているので、選択肢は少なくはない。ユーザーは予算を鑑みながら、得たいサウンドを奏でるのに向いたモデルを選択可能だ。

では、顔ぶれを見ていこう。最上位グレードとなるのは『ウルティモ チタニウム シリーズ』だ。で、当シリーズには6機が名を連ねている。口径違いが3タイプあり(30cm、25cm、20cm)、それぞれで4Ωモデルと2Ωモデルとが用意されている。なお口径についてはフロントスピーカーとのバランス、タイトなサウンドが好みか伸びやかな低音を得たいか、さらには搭載上の都合(インストール性)を考えてセレクトすることになるわけだが、インピーダンス違いについてはどう考えれば良いのかというと…。

ちなみに2Ωモデルの方が、低出力のパワーアンプでもしっかり鳴らせる(2Ωに対応しているモデルの場合)。なのでパワーアンプの選択肢が増える。とはいえ、音圧を稼ぐには有利だが音質を優先したい場合には4Ωモデルの方が利があるのではと思う向きもあるかもしれない。しかし「モレル」の2Ωモデルはさにあらず、低音の質感も良好だと評価が高い。しかも4Ωモデルに比べてリーズナブルだ(輸入状況の関係でお得な価格設定が実現できているとのことだ)。効率良く鳴らせる上級「単体サブウーファー」に興味があれば、『ウルティモ チタニウム シリーズ』の2Ωモデルは狙い目だ。

そしてそれに続くのが『ウルティモ チタニウム SC&ウルティモ SC シリーズ』だ。当シリーズでは、30cmモデルが3機種、25cmモデルが1機種用意されている。さらに「単体サブウーファー」のスタンダードグレードとして、『プリモ シリーズ』が名を連ねる。当シリーズではシンプルに、30cmモデル、25cmモデル、20cmモデルが1機種ずつラインナップする(すべて4Ω)。

豊かで、そして質の良い超低音を得たいと思ったときには、「モレル」の「単体サブウーファー」にもご注目を。

今回は以上だ。次回も欧州ブランドの注目モデルをピックアップして紹介予定だ。乞うご期待。

《text:太田祥三》

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