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【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.8「メインユニット編」その10「ハイエンドプレーヤー」分析 lL

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カーオーディオ製品のチョイスのキモを紹介している当コーナー。現在はメインユニットの選び方の“傾向と対策”を解説している。今週はハイエンドプレーヤーである“ビーウィズ”の『STATE MM-1D』についての続編をお届けする。

前回は、当製品がいかに斬新なアイテムであるのかを説明した。それに引き続いて今回は、ラインナップについて具体的に解説していく。

さて、現行の『MM-1D』は実は、2タイプが存在している。1つが、「マルチプロセシングDACシステムBEWITHSTATE、STATE A6、または既存のスマートインターフェースと接続して使用するデジタル接続専用の」『STATE MM-1D』(税抜価格:20万円)で、もう1つが、『STATE MM-1D』+専用インターフェースユニット+MLリンクケーブルとがセットになったトランスポートパッケージ『MM-1DT/6』(税抜価格:31万円)、この2つだ。

つまり、『STATE MM-1D』は単体のプレーヤーであるのだが、一般的なDSPやカーオーディオメインユニットとは接続できない。音声出力の規格が“ビーウィズ”製品とでないとマッチングしないのだ。なお、ここで言うところの“専用インターフェースユニット”とは、初代『Mirror Media MM-1』に付属していたもののことを指している。つまり、『Mirror Media MM-1』からの買い換えユーザーであれば、“ビーウィズ”製のプロセッサーを用意しなくても『STATE MM-1D』を既存のシステムに組み込める。

対して『MM-1DT/6』は、他社のプロセッサーを使ったシステムが完成されているユーザーや、一般的なAV一体型ナビを使っていてそれに接続する外部プレーヤーとして『MM-1D』を組み込みたい、そう考えたユーザー向けの製品となっている。

セットされている専用インターフェースユニットには、光デジタル音声出力端子と、一般的なRCAアナログ音声出力端子とが設定されている。なので、ハイエンドシステムにデジタル接続でき、またはライトシステムに簡単接続することも可能、というわけなのだ。

ちなみに、一般的なAV一体型ナビに外部ソースユニットとして組み合わせて使ったときでも、もちろん『MM-1D』ならではの高音質ぶりは十分に発揮される。

“ビーウィズ”のハイグレードなプロセッサーの導入は後回しにして、まずはスタイリッシュで洗練された『MM-1D』をシステムに組み込みたい、そしてそのサウンドクオリティを満喫したいと思ったなら、『MM-1DT/6』の導入の検討をぜひに。試す価値は大いにある♪

《text:太田祥三》

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