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【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.8「メインユニット編」その4 AV一体型ナビのトレンド分析

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カーオーディオを楽しもうと思っている方々に製品選びの段階から楽しみ尽くしていただこうと、ユニット選択においての“傾向と対策”を解説している当コーナー。現在は「メインユニット」に焦点を当てている。

その第4回目となる当回は「AV一体型ナビ」のトレンド解説をお贈りする。

さて、今やもっともスタンダードなメインユニットとなっているのがこの、「AV一体型ナビ」だ。で、チョイスの際にはまず、“純正”(ディーラーオプション含む)か“市販”かが最初の分かれ道となる。ただし、一部オーディオレス車が選べない車種もあるので、その場合には選択肢は“純正”1択となる。

なお“純正”か“市販”かについては、「フィッティングの良さ」を取るなら“純正”に分があり(とはいえ、フィッティングの良さにこだわった“市販”モデルも増えてきた)、「選択肢の広さ」を重視するなら“市販”に分がある。価格面では、“市販”の方がリーズナブルなモデルが充実している傾向は強い。しかし、新車購入時にナビが値引き対象となる場合もあるのでなんとも言えない部分も多いのだが。

続いては、“市販”モデルについてさらに細かいトレンド分析を行っていこう。

まずは価格面から。ほとんどがオープン価格なのでざっくりとした分析にはなるが、価格分布は大体以下のとおりだ。超大画面モデルや高機能なハイエンドモデルが20万円オーバー、上級グレードが15万円から20万円くらい、スタンダードグレードが10万円から15万円くらい、ベーシッククラスが5万円から10万円くらい、というような状況となっている。

グレードが変わることで何が変わってくるのかと言うと…。もっとも基本的なナビ機能だけをみると、ベーシックグレードとハイエンドグレードとの差は少なくなっていて、違いは「付加機能」によって生まれると思っていいだろう。メモリー容量違いによる収録情報量の違い、Bluetoothが使えるか否か、地デジがワンセグかフルセグか、画質が高いか普通か、そして地図の無料更新が付いているか否か等々だ。

そして上級グレード以上のモデルには、各社各シリーズごとでの“スペシャリティ”も付加されていく。

というわけで、まずは各社のフラッグシップ機や上級グレードモデルそれぞれに備えられている“スペシャリティ”を把握し、その上で各スペシャリティと付加機能を取捨選択していくと、マイベストに辿り着ける。

ところで、当サイト的に特に問題としたいのはオーディオ機能だ。そのあたりのトレンド分析は次回、じっくりとお届けする。音的な部分に着目してAV一体型ナビを選ぼうと思っている方は、次回の当記事をお読み逃しなく。

《text:太田祥三》

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