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【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.8「メインユニット編」その3 2DIN機のトレンド分析

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カーオーディオを趣味としている方々に向けて、さらにはこれから始めたいと思っている方々に向けて、製品選びの段から楽しんでいただこうと、ユニットチョイスの“傾向と対策”を解説している。現在は、「メインユニット」にスポットライトを当てている。

今回は、“2DIN機”についての解説をお届けする。“1DIN機”に比べると製品数はやや少なめだが、“2DINメインユニット”も根強く“非ナビ派”のドライバーに選ばれ続けている。

さて、“1DIN機”と比べたときの“2DIN機”のメリットとはなんだろうか。最大のメリットはズバリ、「センタークラスターパネル内を“メカ”で埋め尽くせること」である。メインユニットを交換可能な車種であれば2DINスペースが確保されている場合が多いが、そこに“1DIN機”を入れると1DIN分のスペースが空いてしまう。その“空き”を美しくないと思ったときには、“2DIN機”を用いれば話が変わる。「無駄にスペースを余らせないですむ」のだ。

ところで数年前から、新ジャンルの“2DIN機”が登場している。“ディスプレイオーディオ”と呼ばれる、フロントフェースにモニターを備えた“2DINメインユニット”が出現したのだ。

“ディスプレイオーディオ”が出る以前は、“非ナビ派”のドライバーはナビを使わないという選択をすると、同時にモニターも失うこととなっていた。そうなると映像系のソースが楽しめず、さらにはリアカメラの映像も映し出せない。エンターテインメントとドライブサポートの両面で、ユーティリティが落ちることとなっていたのだ。

しかしながら“ディスプレイオーディオ”が登場したおかげで、ナビを選ばなくてもモニターを手にすることが可能となった。目からウロコ的な新機軸ユニットとして“非ナビ派”のドライバーに大歓迎され、以後、製品ラインナップも増加してきた。

結果、高機能なモデルも増えてきた。“ハイレゾ音源”を再生できたり、ある程度高度な“DSP”を搭載する製品も登場している。さらには“Apple CarPlay”や“Android Auto”に対応し機能が拡張された機種もある。逆に、地デジチューナーやBluetoothを搭載せずにリーズナブルに仕上げられているモデルもある。チョイスの幅はますます拡充中だ。

今回はここまでとさせていただく。次回以降も「メインユニット」のチョイスにおける“傾向と対策”の解説を続行する。お楽しみに。

《text:太田祥三》

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