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【カーオーディオ “取り付け”至上主義!】第8章 DSP編 その1「パワーアンプ内蔵型DSP」の設置について

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カーオーディオ製品の取り付け(インストール)に関するノウハウやセオリーを紹介している当コーナー。今週からは、新たな章に突入する。取り上げるのは「DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)」だ。これをシステムに取り入れる際のあれこれについて解説していく。

ところで「DSP」は大きく3タイプに分類できる。1つが「パワーアンプ内蔵型DSP」、もう1つが「単体DSP」、そしてもう1つが「メインユニットタイプ」。ここでは、3つ目のメインユニットに内蔵されているものは省いて話を進めていく。

まずは「パワーアンプ内蔵型DSP」について考えていこう。なお、これについてもざっくり2タイプに分類できる。1つが、「小パワータイプ」、もう1つが「大パワータイプ」だ。前者はカーオーディオシステムにコントロール機能を合理的に取り込めることを特長とし、後者ではより本格的なサウンドを得られやすい。

つまり前者は、内蔵するパワーアンプの出力を通常のメインユニット程度に抑え、そうすることで筐体の小型化を図り、かつリーズナブルに仕上げられている場合が多い。

対して「大パワータイプ」は、「外部パワーアンプ」の良さも同時に取り込もうとするものであるので、「単体DSP」+「外部パワーアンプ」という組み合わせに匹敵する高音質を、オールインワンで手に入れられる。であるので、「単体DSP」と「外部パワーアンプ」を同時に導入するよりは省スペースであるが、それでもそこそこの大きさとなる場合も多い。

結果、「小パワータイプ」は、モノによってはグローブボックス内にインストールすることも可能だ。対して「大パワータイプ」は、シート下が取り付け場所の定番となる。または、トランクルームにインストールされる場合も出てくる。

グローブボックス内へのインストールが可能となると、オーディオメインユニットからの信号を取り込みやすくなる。メインユニットと「パワーアンプ内蔵型DSP」間のケーブルが短くて済むので、その分のコスト削減も図れる。

今週は以上とさせていただく。次回以降も「DSP」の取り付けに関する解説を続行する。お楽しみに。

《text:太田祥三》

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