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【カーオーディオ “取り付け”至上主義!】第7章 メインユニット編 その3「交換時のポイント」

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カロッツェリア・サイバーナビ。全 1 枚写真をすべて見る

カーオーディオ製品の取り付け作業には、さまざまなセオリーが存在している。その1つ1つを紹介しながら、カーオーディオの奥深さを知っていただこうと当連載をお贈りしている。現在は、「メインユニット」の取り付けについて解説している。

今週のテーマは、「交換時のポイント」だ。

早速本題に入ろう。「メインユニット」の交換作業におけるポイントは2つある。そしてその2つが、ハードルとなって立ちはだかることとなる。1つが、センタークラスターパネルの取り外し作業、そしてもう1つが配線作業だ。

なお、センタークラスターパネルの取り外しにおいては、「どこが何で止まっているのか」を知ることがとても重要だ。隠しネジが使われている場所を「クリップで止まっている」と勘違いしてしまうと、どんなに思い切り引っ張っても外れない。力を入れすぎれば、最悪、パネルを破損することにもなるだろう。であるのでまずは、ネットで検索するなどして、愛車のパネルの固定方法に関する情報を収集する必要がある。

しかしながら情報を得たとしても、慣れない人にとっては作業は簡単ではない。もろもろとコツがあるのだ。例えばクリップで止まっている箇所を外す場合。ある程度力を入れて引っ張れば外れるのだが、力の入れ方や力を入れる方向などに、微妙なさじ加減が必要となるのだ。

そして、続いてのハードルは配線だ。ところが…。最近はこの部分のハードルは、下がって来ている傾向にあるようだ。というのも今は、カプラーオンで配線作業を終了できる車種専用の変換ハーネスが用意されるケースが増えてきているのだ。

ただしそれが用意されていない車種の場合は、配線作業は少々やっかいだ。汎用の変換ハーネスを使うこととなるのだが、その場合には、各種ケーブルを1本1本繋げる、という作業が生じることになるからだ。

ところで、『カーオーディオ・プロショップ』では、メインユニットを交換する際にとある“ひと手間”を加えることが多い。それは、“電源強化”だ。プラス電源をヒューズボックスから専用に引っ張ってきたり、または、メインバッテリーから直接引っ張る、いわゆる“バッ直”と呼ばれる作業が実行されることが多いのだ。市販ナビの中には、純正ナビよりも多くの電力を必要とするモデルも少なくなく、さらには、音質的な観点からも電気を安定供給することは大事だ。プラス側の電源の配線については、何らかの手を打つことが得策となるのだ。

今回はここまでとさせていただく。次回も「メインユニット交換」についての話を継続する。お楽しみに。

《text:太田祥三》

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