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【オーディオ教養強化辞典】能率/出力音圧レベルとは?

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スピーカーのカタログ・スペック(仕様)を見ると出力音圧レベルが必ず明記されている。表示単位はdB(デシベル)。

これはスピーカーにパワーアンプを繋げて入力端子に1W(ワット)の信号を加え、1m(メートル)離れた場所に測定マイクを立てて計測。どれだけの大きな音が得られるか、ということを表す言葉である。

例えば、90dB/W/1mと、87dB/W/1mのスピーカーで同じ大きさの音を出そうとすると、後者は前者の2倍のパワーが必要となってくる。この値が高いと小さな出力でも効率よく、再生ができるわけだが、音圧レベルが高い、低いという問題は音のよし悪しとはまったく別の話と考えてほしい。

ナビやヘッドユニットには、1チャンネルあたり30Wクラスのパワーアンプが内臓されている。外付けパワーアンプは100W以上の製品が多い。大音量ではなく通常、車内で聴く音量は、30dB~70dBと推測される。内臓パワーアンプで十分であるが、クオリティーを求めるとき、外付けパワーアンプの出番となる。外付けパワーアンプの効用は、月曜日の特集をご欄いただきたい。

《text:永松巌》

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