TOYOTA・カローラフィールダー
(オーナー:松田善樹さん)
by M.E.I.
カーオーディオ歴20年という松田さん。現状のシステムは去年の9月に完成したとのこと。ツヤと厚みを得るためにダイヤトーン・DS-SA3に変更したという。S/Nの高い、大音良で聴いていても疲れない音を目指している。スピーカー以外のシステムは、ヘッドがビーウィズ・MM-1D、プロセッサーはヘリックスのDSP-PRO、パワーアンプにはアークオーディオの4chモデルを2台使用している。その音はまず、低域が好印象だった。太く、それでいて良く締まっていてドライブ感が満点。その上で中高域の厚みがあり、聴き応えが十分。各楽器の輪郭もシャープで分離もしっかりしていた。
BMW・X5
(オーナー:加藤孝信さん)
by サウンドステーション ジパング
もともとホームオーディオが好きだったという加藤さん。しかし、大きな音で聴けないことを不満に思い、そしてドライブも好きだったこともあり、ならばクルマでと、カーオーディオに凝り出したとのことだ(今から約11年前のエピソード)。このクルマのシステムは、8年をかけてコツコツとステップアップ。ヘッド & プロセッサーにカロッツェリアXを使い、パワーアンプにはシンフォニ/クアトロリゴを採用。フロントスピーカーはモレルの上級モデルで3ウェイを構成し、サブウーファーはカロッツェリアだ。その音はとにかく濃密で濃厚。そしてどこまでもリアル。ハイレベルなサウンドが堪能できた。
TOYOTA・bB
(オーナー:ABCさん)
by car audio factory K-sound
8年がかりでシステムを進化させてきたというABCさん。ユニットやケーブルを変更することで音の変化を味わえることも、カーオーディオの楽しみ、とのこと。システム構成は、ヘッドがカロッツェリア・DEH-P01、パワーアンプにはアークオーディオを使用。スピーカーはソニックデザインの2ウェイ+カロッツェリアのスーパーツイーター。さらにソリューションラボのアシストウーファーも導入している。ダークで深みのあるサウンドが好み、とのことだ。実際に聴いてみると、確かに全体から深みが感じられた。中域が厚く、高域も繊細で伸びやか。耳当たりの心地良さも際立っていた。
TOYOTA・ハイエース
(オーナー:森 一晃さん)
by サウンドステーション アミューズ
現場への移動時間に、大音量で音楽を楽しんでいるという森さん。仕事車であるために、インストールはフロント周辺で完結。サブウーファーもセンターコンソールにセットしている。ダンスミュージックを中心に聴いているとのことだ。システムは、ヘッドがダイヤトーン・サウンドナビ。パワーアンプにはビーウィズ・R107Sを4台使用し、フロントスピーカーはダイヤトーン・DS-G500、サブウーファーは同・SW-G50。これらから放たれるサウンドは、まずはドライブ感のある低域が印象的だった。それを土台として中・高域がしっかりと積み上がり、生き生きと音楽を表現していた。
TOYOTA・クラウンマジェスタ
(オーナー:三宅浩文さん)
by サウンドステージ
知り合いの影響でカーオーディオに興味を持ったという三宅さん。2年前から組み始め、現状のシステムが完成したのは今年の1月。女性ボーカルをキレイに再現することと、リラックスできる音造りを目標にしているとのことだ。ユニット構成は、ヘッドがダイヤトーン・サウンドナビ、アンプには、フロントスピーカー用にビーウィズのリファレンス Ltd を、サブウーファー用にカロッツェリアのPRS-D700を採用している。スピーカー群はすべてビーウィズで統一。そのサウンドは、全体的に充実感があり深みもある。各楽器の音がしっかりと分離し、粒立ちの良さも際立っていた。