【ボルボ EX30 新型試乗】長距離を走ってみたいと思わせる一台…井元康一郎 (22/23)

自動車試乗記

ドライブ終了の少し前に電費グラフを撮ってみた。気温9~11度で16.6kWh/100km(約6km/kWh)は可もなく不可もなくといったところ。慣れればもっと伸ばせそうではあった。
ドライブ終了の少し前に電費グラフを撮ってみた。気温9~11度で16.6kWh/100km(約6km/kWh)は可もなく不可もなくといったところ。慣れればもっと伸ばせそうではあった。《写真撮影 井元康一郎》
  • ボルボEX30のフロントビュー。デイライトは今流行りのマルチセグメントLED。
  • ボルボEX30のリアビュー。テールからピラーにかけてブレーキランプが配されるボルボのデザイン文法が踏襲されている。
  • ボルボEX30のサイドビュー。全長4.2m台は同社の現行モデルの中で最小。
  • グラストップが標準装備される。サンシェードは実装されていない。
  • ボルボEX30のテールエンド。シンプルデザインである。
  • Cピラー上にEX30のオーナメントが装着されている。
  • ボンネット開放の図。AWDの場合は前アクスルにも電気モーターが装備されるが、このRWDは実質がらんどう。
  • ボンネットに体積の大きなエンジンを搭載しない電動専用プラットフォームゆえか、ストラットのトップを内側に寄せることができているようだった。
  • タイヤはオプションの245/40R20サイズ。通常は245/45R19。
  • ドア開放角はそれほど大きくないが開口部上端は高く、乗降性は悪くなかった。
  • 前席。再生樹脂を積極採用したインテリアトリムが特徴。
  • ステアリングは円ではなく異形。上端は圧迫感削減、下端は乗降性向上のために詰められている。
  • 再生材料特有の質感をプラスに生かすことを念頭にデザインしたという。
  • 金属的質感を上手く使うのは近年のボルボ車に共通する特徴。
  • ドアハンドルは再生アルミニウム。オーディオのサウンドバー化によってドアスピーカーを廃止。ドアポケット容量はかなり大きかった。
  • センターコンソールは可動式で、カップホルダーを使わない時は収納できる。
  • 後席はスペース的には必要十分で大人4人での長距離ドライブもこなせそうだったが、プライバシーガラスの色が若干濃すぎて暗く感じられた。
  • 荷室は横幅はそれほどでもないが十分な広さ。ボード上のスペースは318リットル、下部は61リットル。ボードは取り外しも可能。
  • ボンネット下にも小さな荷物置き場がある。
  • オーディオはハーマンカードンのサウンドバーが標準装備。出力は1kWもあり、音質も標準装備品としては十分以上に満足のいくものだった。
  • スピードやADASなどのインフォメーションはセンタークラスタのディスプレイに表示される。スピードメーターは同様のレイアウトを取るテスラ「モデル3」より視線移動がやや大きい印象だった。
  • ドライブ終了の少し前に電費グラフを撮ってみた。気温9~11度で16.6kWh/100km(約6km/kWh)は可もなく不可もなくといったところ。慣れればもっと伸ばせそうではあった。
  • ドアミラーはフレームレスでミラーユニット全体が動くタイプ。