「眩しい!」をなくしてデザインや質感を作り込む…マツダの新型車開発 (8/15)

自動車ニュース

実機との差を数値で検証。面輝度分布についてもほぼ同等レベル
実機との差を数値で検証。面輝度分布についてもほぼ同等レベル《画像提供 マツダ》
  • モデルベース開発を活用して質感を作り込んだマツダ3
  • 久保賢太 主幹エンジニアは心理学者でもある。以前は大学で教鞭をとっていた
  • 直接反射
  • 直接反射の例
  • あらゆる人のモデルが組み込まれている
  • 形状変更の効果をモデルを通して定量的に評価(右上の小さい図は断面=横から見た図)。「眩しさの感じ方には、輝度、面積、背景の明るさなどが関係する」という仮説をもとに判断指標を確立し、開発の目標ポイントを定めている
  • 実機(左)とシミュレーション(右)の比較。撮影カメラの解像度による背景のぼけ以外はほぼ同等の見え方(輝度比、像の見え方)で再現できている
  • 実機との差を数値で検証。面輝度分布についてもほぼ同等レベル
  • 実機とシミュレーションの比較
  • マツダ3
  • 「マツダ車のステアリングは人の手に吸い付くような感じじゃないんです。ちょっと張力があるフィーリングを重視していて、しっとりした触り心地だけれども、目の覚めるような硬さを持っている状態にしています」と久保氏。“元気な心地よさを提供する”ことを目指し、開発が進められている
  • マツダ3
  • マツダ3
  • 7世代商品群のスイッチ類は重めにセッティングしているという。クリック感が強めのソリッドな感触で、押した時に目が覚めるような仕組みを入れてあるそうだ
  • マツダ 車両開発本部 車両実研部 クラフトマンシップ開発グループの久保賢太 主幹エンジニア