【ルノー カングー 650km試乗】一言で表現するなら「げにも素晴らしき前時代の遺物」 (10/30)

自動車試乗記

カーナビは本来は小物入れだった場所に。コクピットからは遠くて少し操作しにくい。
カーナビは本来は小物入れだった場所に。コクピットからは遠くて少し操作しにくい。《写真撮影 井元康一郎》
  • ルノー カングー ZEN 1.2 EDC
  • ルノー カングー ZEN 1.2 EDC
  • ルノー カングー ZEN 1.2 EDC。全長は4.3mと、イメージよりかなり短い。本国では3列シートのロングボディ「グランカングー」も販売されていた。
  • ルノー カングー ZEN 1.2 EDC。テールゲートは特徴的な左右非対称のダブルバック(観音開き)。
  • ルノー カングー ZEN 1.2 EDCのコクピット。シートは簡素だが機能は抜群。
  • ステアリングコラム。ステアリングから手を放さずにオーディオコントロールを行うことができるのが売り。
  • 助手席側から前席を見る。
  • シンプルなセンタークラスタ。シフトゲートにはMTモードも備わる。
  • シンプルなインパネ。商用車として必要なもの以外は装備されていないという感があった。
  • カーナビは本来は小物入れだった場所に。コクピットからは遠くて少し操作しにくい。
  • フランス郵政公社の意見を取り入れたという横型グリップのサイドブレーキ。
  • 後席。広さは十分。
  • ダブルバック全開時。ドアヒンジが開口部にまったくかからないように作られている。
  • 荷室は通常時で660リットルと巨大。この程度の荷物では埋まりもしない。
  • 日本車のミニバンに比べてシートアレンジは限定的だが、フルフラット、トランクスルーなどの機能はひと通り備わっている。
  • 1.2リットル直噴ターボエンジンは日産の技術入り。1.4トン台のボディを普通に走らせるのには何の不足もない。
  • タイヤは195/65R15サイズのミシュラン「エナジーセイバー」。緩やかな滑り出しと粘りのあるグリップを見せる、良いタイヤだった。
  • ドア全開の図。ドア開口面積は非常に大きく、乗降性は非常に良かった。ただしスライドドアは手動。
  • ルノー カングー ZEN 1.2 EDC。茨城・大子町の地ビール醸造所「大子ブルワリー」にて。同行者によれば大変に美味だったとのこと。
  • ラフロードも走ってみた。最低地上高170mmは未舗装路や雪道を走るのには有用だろう。低ミュー路用のグリップコントロールシステムも備える。
  • ルーフレール標準装備。横げたが仕込まれており、それを展開するだけでルーフに貨物をマウント可能になる。
  • 茨城・大子町の上岡小学校跡にて。築年不明だが、明治期の可能性もあるという。内部は昭和の香りが充満している。
  • ルノー カングー ZEN 1.2 EDC。茨城北部、プラトーさとみの風力発電機をバックに記念撮影。
  • 試乗車のボディカラー「ジョン・アグリュム(柑橘類の黄色)」はまさにレモンイエローというイメージ。青空とのコントラストが実に良かった。
  • ルノー カングー ZEN 1.2 EDC