【日産 デイズ ハイウェイスター 3400km試乗】軽自動車での旅に大型車で味わえない楽しさがある理由[後編] (23/40)

自動車試乗記

宵の口の京都。このドライブはコロナウィルスの感染拡大期で、見たことがないくらいガラガラだった。
宵の口の京都。このドライブはコロナウィルスの感染拡大期で、見たことがないくらいガラガラだった。《写真撮影 井元康一郎》
  • 下関から日本海側に向かうルートの沿岸に広がる北長門国定公園の一角にできていたゼロカフェにて。±でゼロと読む。
  • 日産デイズ ハイウェイスターX プロパイロットエディション
  • 南九州自動車道は熊本~鹿児島県境区間が未成。開通したあかつきにはこの国道3号線の県境エリアも交通過疎になることだろう。
  • 鈴鹿山脈を越えて三重の濃尾平野に下りる。言わずもがなだが、隘路では軽自動車最強である。
  • 日産デイズ ハイウェイスターX プロパイロットエディション。デザインは一目でそれとわかるくらい日産色が濃い。
  • ライバルに比べてドア開口部はやや狭い。ボディ剛性面は有利な半面、高齢者の室内へのアクセス性などではライバルに一歩ゆずる感があった。
  • 前席。全体的にクオリティ感が高い。デイズの最大のセールスポイントであろう。
  • 助手席から。ソフトパッドがダッシュボードに貼られている。
  • ピラーの付け根は三角窓レス。車内への張り出しも小さく、視覚的な圧迫感を徹底排除しつつ視界を改善している。
  • 普通車デザインに近いコクピット。ステアリングスイッチも豊富で、運転支援システムプロパイロットをはじめドライブ中の大半の操作がステアリングに手を置いたまま可能。
  • 大型ペットボトルも入るカップホルダー。
  • スマホ置き場と助手席側収納ボックス。収納の豊富さはインテリア設計陣の執念を感じさせた。
  • センタークラスタ下部のボックスはCDをジャケットごと大量に入れられるサイズだった。
  • 軽自動車の設計で苦労するポイントのひとつ、ドアポケット。ここも容量確保を限界まで頑張っている感があった。
  • シートアンダートレイとアームレストボックス。
  • ワンボタンで緊急通報ができるスイッチを装備。
  • デイズの美点のひとつがペダル配置。スロットルペダルは吊り下げ式だが踏み下ろすような動きのリンクとなっており、足の疲れが非常に少なかった。
  • 後席はトールワゴンらしく余裕たっぷり。後席を最後端までスライドさせると楽に足を組める。
  • 荷室容量重視のレイアウトにすると長期旅行用の大型トランクやボストンバックなども積載可能。
  • エンジンは性能、騒音・振動とも平凡だったが、マイルドハイブリッド化が奏功してか、パフォーマンスはまあまあだった。
  • 燃費は普段はリッター22kmくらいであったが、ハイブリッドの特性を生かした運転を心がけるとドーンと伸ばすことができた(実測値は27.1km/リットル)。
  • 名阪国道の道の駅いがにて。この界隈は伊賀忍者を売りにしている。
  • 宵の口の京都。このドライブはコロナウィルスの感染拡大期で、見たことがないくらいガラガラだった。
  • 人がまったくいない沈黙の祇園。
  • 広島、宮島フェリー発着場の近くにあるもみじまんじゅう屋、大伸堂に寄り道。自家製の店で、作り立てはかなり美味しい。客がひっきりなしに訪れる人気店だった。