【シトロエン C5エアクロスSUV 新型試乗】往年のハイドロ「っぽさ」もあるが…井元康一郎 (4/24)

自動車試乗記

シトロエン C5エアクロスSUV
シトロエン C5エアクロスSUV《写真撮影 井元康一郎》
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  • ドアを開放してみた。開閉角度は大きくはないが、ドア開口部上端は後端まで十分な高さがあり、乗降性は非常に良かった。
  • ダッシュボードまわりは弟分の「C3エアクロスSUV」に比べるとちょっと地味。ただし意匠性は高かった。
  • センタークラスタには8インチサイズのタッチスクリーンが。スマホナビ画面をミラーリングさせることもできる。
  • 8速ATのバイワイヤ式シフトノブはプジョー、シトロエン、オペルなどグループ内のブランドに共通したデザイン。
  • 後席はCDセグメントの標準的な広さ。足元空間を我慢すればシートをスライドさせ、荷室を拡大できる。
  • 荷室容量は標準状態で580リットル。張り出し部分がほとんどなく、実際に使える広さはスペックから受ける印象以上という感じだった。
  • 個人的に点が高かったのはテンパータイヤが装備されていたこと。パンクのときにサイドウォールがリムで傷ついて補修不能であっても交換することで走行可能というのは安心感がある。
  • リアハッチはパワーゲート。両手がふさがっているときに足をバンパー下で空振りさせるとタッチしないで開けられる機構もついている。
  • サイドシルにはシトロエンの文字入りスカッフプレートが標準装備。
  • タイヤはオールシーズンのミシュラン「ラティテュード」235/55R18
  • ルーフレールにも差し色を配するなど、イケイケな雰囲気。
  • 一見普通っぽいデザインだが、ボディ面は抑揚に満ちていた。
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  • テールランプの中にも角を丸めた長方形が配されていた。
  • 荒れた舗装路をしっかりグリップする足はなかなかのものだった。
  • このくらいのピッチの凸凹を吸収するのは一番の得意科目。
  • 4輪駆動ではないが最低地上高は190mmあり、グラベル、ダート程度は余裕。試したわけではないが、電子制御トルク&ブレーキ配分システムを持っており、2WDながらある程度マッド(泥濘時)、ディープスノーなども走れるらしい。
  • 良路では問題があるわけもなし。サスペンションは柔らかめで、車両重量でそれを地面に押し付ける感じであった。
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