【三菱 アウトランダーPHEV 650km試乗】三菱SUVのDNA色濃く、長く乗るには良いモデル (26/30)

自動車試乗記

未舗装ルートの安ヶ森林道に向かおうとしたが通行止め。路肩決壊で何年もストップしているらしい。
未舗装ルートの安ヶ森林道に向かおうとしたが通行止め。路肩決壊で何年もストップしているらしい。《撮影 井元康一郎》
  • 三菱アウトランダーPHEV。奥日光湯西川の山道にて。
  • 三菱アウトランダーPHEVのフロントビュー。スリークで均整の取れたフォルムだが、屈強なSUVらしさという三菱色は薄い。
  • アウトランダーPHEVのフロントマスク。「ダイナミックシールド」と名づけられた三菱車のアイデンティティマスクを持つが、格好の良いデザインを模索している途中段階の作品で、後の『RVR』などに比べるとちょっと弱い。
  • アウトランダーPHEVのサイドビュー。ドア開閉角度、乗降性などはきわめて良く作り込まれていた。
  • アウトランダーPHEVのリアビュー。こちらも非常に均整が取れている半面、三菱の独自色は薄い。
  • 前席まわり。広さ、機能ともに十分良作り込まれていた。
  • ドライバーズシートはヒップポイントの支持、バックレストの椎間板の支持が非常にしっかりしており、運転姿勢が崩れにくかった。
  • コクピット。ステアリングに装備されているパドルはアクセルオフ時の回生ブレーキの強さを調節するためのもの。ブレーキ時のみ回生にすることもでき、そのモードで省燃費走行をすると燃費をぐんぐん伸ばすことができる。
  • インストゥルメンタルパネルは視認性が良く、情報表示も大変わかりやすく仕立てられていた。
  • ダッシュボード下部にUSBポート、ステアリングヒータースイッチ、パワーゲートアクティベートスイッチなどが備えられていた。
  • 交流100V15A(1500W)のソケットが装備されていた。
  • センターコンソールのレイアウトはオーソドックス
  • センタークラスタ部のレイアウトは簡素。
  • カーナビにはいろいろな走行情報を表示させることもできる。
  • リアシート。居住性、眺望ともエクセレントな半面、質感は500万円近いクルマとしては低い。
  • ラゲッジルーム。駆動用バッテリーにスペースを食われて深さがなくなったが、奥行きが豊かで積載力は結構高そうだった。
  • テールエンド。リアゲートは電動式だ。
  • フロントのサイドシル部。500万円近いモデルなのだから、ささやかでもいいからスカッフプレートなどの装飾が欲しくなるところだ。
  • プラグインハイブリッドのエンブレム。
  • 充電リッドを開けたところ。急速充電ソケットと普通充電ソケットがひとまとめにレイアウトされている。
  • 三菱ディーラーで急速充電中。このときの充電電力量は30分で7.5kWh。20分で6kWhに達するので、そのへんでやめるのが時間、コストともバランスが良さそうだった。
  • タイヤはトーヨー「PROXES R44」でサイズは225/55R18。
  • フロントエンド。ヘッドランプはハイ/ロービーム自動切換え式で、明るさも十分だったが、車格的には可変配光型のアクティブハイビームが欲しい。
  • ドアミラーまわり。風切り音は思いのほか小さかった。
  • 奥日光湯西川にて。