約50年親しまれた多摩動物公園のライオンバス、運行休止に (15/15)

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園内には桜が咲き始めていた。運行再開は早くとも2019年ごろになるという。
園内には桜が咲き始めていた。運行再開は早くとも2019年ごろになるという。《撮影 石田真一》
  • 1964年から約50年に渡って多くの人たちから親しまれた多摩動物公園のライオンバスが3月末で運行休止に。
  • 百獣の王、ライオンをガラス越しではあるが間近に見られるというのがコンセプト。
  • 今でこそサファリパークなどもあるが、運行開始当初は世界初の試みだった。
  • 窓枠に馬肉が吊るしてあり、ライオンはそれを目当てに近寄ってくる。
  • 近づいてきたときにはこの迫力。
  • その様子を外から眺めるとこんな感じ。
  • オスのライオンは体格も立派で見ごたえがある。
  • 子供にとっては忘れられない思い出となる。運行開始当初に小学生だった人も今では孫のいる世代になった。
  • 放し飼いされているライオンは基本的にくつろいでいて、あまり動かない。
  • 今回の運行休止はバス発着場の建て替え工事に伴うもの。50年の時を経て老朽化が進んでいた。
  • 発着場はライオンが入らないような構造になっている。発進時は秘密基地から出てくるような雰囲気もある。
  • バスといっても、実際はトラックを改造したもので、乗降ドアは車体右側にある。
  • 現在の車両は5世代目で、2013年4月に導入されたCNG車。運転は京王バスが担当している。
  • 車体後部には非常脱出用のドアがあり、車体を向かい合わせて客を避難させる。
  • 園内には桜が咲き始めていた。運行再開は早くとも2019年ごろになるという。