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同乗者の快適性を向上! システムアップのための、カーオーディオユニット“AtoZ”! lesson 03「周辺アイテム編」その3

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愛車のオーディオシステムのビルドアップに興味を抱くドライバー諸氏に向けて、製品選びのポイントを解説している当連載。現在は、システムの利便性を上げられる周辺アイテムを紹介している。今回は、映像系エンタメ力を向上させられる製品を紹介する。

多くのドライバーがご存知のとおり、純正・市販を問わずAV一体型ナビ等のモニターを備えた車載機は、走行中には映像系ソースの映像を車載モニターに映せない。なぜなら、運転中にドライバーが画面を注視することが法律で禁止されているからだ。しかし、同乗者が映像を楽しむことに関する規制はない。なので、それを可能にするアイテムがいくつかのメーカーからリリースされている(そのような製品のことは、「テレビキャンセラー」とか「テレビキット」と呼ばれている)。

さて、こういった製品の導入を考える際のチョイスのポイントは何かというと…。

実はタイプ違いがさまざまあるので、機能や使い勝手を見極めることが肝要となる。まず大きくは、以下の2つに分類できる。1つが「走行中にナビ操作も行えるようになるもの」で、もう1つが「ナビ操作は行えるようにならないもの」だ。

そして、動作の切り替えを行えるものと行えないものとがある。前者では、映像を観られる状態と観られない状態(通常モード)とに切り替えられる(さらにはナビ操作を行える状態へと切り替えられるものもある)。

また、切り替えられるタイプのモデルでは、スイッチの形状違いも存在する。例えば、『テレビキット』をさまざまリリースしているデータシステムの場合には、スイッチが1つのもの、スイッチが2つのもの、純正のスイッチホールにスイッチを収められるもの、純正ステアリングスイッチで操作できるものがある。

とはいえ、車種によっては選択肢が限られる場合もあるので、タイプ違いの選択は適合を確認しながら行おう。ちなみに、車種によって使い勝手にも違いが出ることもある。例えば、映像を観られるようにしている際に、ナビの自車位置が止まったり精度が落ちることがある。または、ナビの操作はできないタイプでありながら、車種によってはそれも可能となることもある。なので、適合を調べる際には使い勝手の違いも確認するべきだ。

ところで、「テレビキャンセラー」や「テレビキット」は基本的に、車載機の裏側にアクセスしなければ取り付けられない。なので、ナビ周辺のパネルの取り外しのスキルがない場合には、カーオーディオ・プロショップ等の販売店に取り付けを任せた方が安心だ。

今回は以上だ。次回もカーエンタメの快適性や利便性を上げられる周辺アイテムの紹介を続行する。お楽しみに。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《text:太田祥三》

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