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車載機がBluetoothに非対応なら…。 システムアップのための、カーオーディオユニット“AtoZ”! lesson 03「周辺アイテム編」その2

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オーディオテクニカ・AT-FMR5BT全 3 枚写真をすべて見る

愛車のオーディオシステムを、今よりもっと便利にそして高音質にしたいと思っているドライバー諸氏に向けて、製品選びの勘どころを解説している。現在は、主要ユニット以外の“周辺アイテム”にフォーカスしている。今回も、「FMトランスミッター」の注目機を紹介する。

さて、前回の記事内で説明したとおり、「FMトランスミッター」とは、外部音楽プレーヤーをカーオーディオシステムにリンクさせるためのアイテムだ。愛車のシステムに外部入力端子が備わっていないとき、これを使えば外部プレーヤーの音楽をFM電波にてカーオーディオシステムへと伝送できる。

ただし近年は外部入力端子の装備率がかなり高まっていて、「FMトランスミッター」が使われる頻度が激減していた。しかしBluetooth時代を迎え状況が変化し、注目度が再上昇している。愛車のシステムがBluetoothに対応していないとき、それに対応した「FMトランスミッター」を使うとスマホのワイヤレス接続が可能となるからだ。

さて今回は、オーディオテクニカの『AT-FMR5BT』と『AT-FMR3BT』をピックアップする。なおこれら2機種間での違いは、電源部が本体と一体化しているか別体化しているか、この1点だ。愛車のシガーソケットの位置やその周辺の状況に合わせて、使いやすい方を選択可能だ。

で、この2機種の特長はズバリ、「Bluetoothの恩恵をほぼすべて享受できること」だ。スマホをカーオーディオシステムとBluetoothにて接続すると、以下の3つの利点が得られる。当機を使うと、それらをすべて手にできる。

利点とは、「スマホをワイヤレス接続できること」、「オーディオ機器との接続が都度自動で行われること」、そして「曲送り等の主要操作をシステム側で行えること」、この3点だ。

なおこの3つ目の利点は、特に効く。これが可能ではない場合には曲送り等の操作はスマホ画面にて行うしかなく、それを運転中には実行し難い。しかし車載機側で行えるようになると、手探りでスイッチを探せたりステアリングリモコンが使えたりする。

オーディオテクニカの「FMトランスミッター」では、この利点も獲得できる。曲送り等の主要操作を、本体に装備されているスイッチにて手元を見ずに行える。

Bluetoothならではの利点をすべて手にできる「FMトランスミッター」が欲しければ、オーディオテクニカの各機に要注目!


《text:太田祥三》

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