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Alexaも使えるメインユニットがある[カーオーディオ システムアップ AtoZ]

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カーオーディオシステムのバージョンアップを検討しているドライバー諸氏に向けて、製品選びの勘どころを解説している。現在は「メインユニット」に焦点を当てている。今回は、ケンウッドの“モニターを搭載しないタイプ”の「メインユニット」について研究する。

さて、「ナビは要らない」というドライバーからは、非ナビ機の中でもモニターを搭載する「ディスプレイオーディオ」が選ばれることが多くなってきた。しかし「ナビもモニターも要らない」または「できるだけリーズナブルなモデルが良い」、そう考えられる場合にはモニターを搭載しない「メインユニット」が選ばれる。

そういったタイプの機器を多彩にラインナップしているブランドは2つある。1つがケンウッドでもう1つがカロッツェリアだ。というわけでまず今回は、ケンウッドの非モニタータイプの「メインユニット」のラインナップを紹介していく。

ちなみにケンウッドの非モニター系の「メインユニット」の現行モデルは現在、計8機種(2DINモデルが2機種、1DINモデルが6機種)ある。

で、2DIN機の2機種の主な違いはBluetoothに対応するか否かだ。スマホをプレーヤーとして使うことが想定されている場合には、Bluetooth対応モデルが向いている。

一方、6機種ある1DIN機の内訳は以下のとおりだ。Bluetooth対応機と非対応機とがそれぞれ3機種ずつあり、対応機のうちの2機種は「Alexa」を搭載している(『U381BT』と『U341BT』)。対して「Alexa」を搭載しないBluetooth対応機(『U340BMS』)は、CDメカを持たずその分価格が手頃だ。スマホのワイヤレス接続が行えるリーズナブルなモデルが欲しいと思ったら、当機がお薦めだ。

なお、Bluetoothに非対応の3機種のうちの2機種(『U340W』と『U340L』)はCDメカを搭載し、もう1機種(『U330MS』)はCDメカを持っていない。というわけでケンウッドのラインナップ中では、『U330MS』がもっともリーズナブルだ。手頃であることを最優先したい場合には、当機が候補となってくる。ちなみに、『U340W』と『U340L』はイルミのカラーが異なるのみで機能は同一だ。

で、高機能なモデルが良いとなれば、「Alexa」を搭載する『U381BT』と『U341BT』が選択肢として浮上する。これらなら、スマホの対応音楽ストリーミングアプリを音声にて操作できて便利だ。例えば「ノリの良い曲をかけて」というような指示にも応えてくれる。さらには音声操作にて、天気予報やニュースも聞ける。

かくして非モニタータイプの「メインユニット」選びは、まずは「何で音楽が聴きたいか」と「価格」この2つを主に勘案し、さらには+αの機能に目を向けることでマイベストへと近づける。ちなみにBluetoothに対応しているケンウッドの計4機種は、サブウーファー出力を持ち「タイムアライメント機能」も搭載している。より高度なシステムを構築したいと思ったら、これらが利を放つ。参考にしてほしい。

今回は以上だ。次回はカロッツェリアの非モニター系の「メインユニット」のラインナップを研究する。お楽しみに。

《text:太田祥三》

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