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カーオーディオを満喫し尽くす鍵は「映像系ソース」にアリ! ストリーミングからDVDまで、どう楽しむ? 「DVD対応メインユニット、おすすめ4選」付き

カーオーディオ特集記事

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カーオーディオの楽しみ方はさまざまある。最近は特にAVソースの選択肢が多彩になり、思い思いのスタイルで車内エンタメを満喫できるようになってきた。中でも動画や映画やドラマ等の「映像系ソース」の充実ぶりが顕著だ。

当記事ではそこのところに焦点を当て、「映像系ソース」を楽しもうとしたときの「メインユニット」選びのポイントを解説していく。なお記事の最後では、今回は敢えて「DVD対応機」の中からおすすめ機種も紹介する。

目次

  1. カーオーディオメインユニットの全体像をチェック!
  2. 走行中は「映像系ソース」は楽しめない?
  3. 「映像系ソース」を楽しめる「メインユニット」のトレンドを解説!
  4. DVD対応メインユニット~おすすめ4選~
  5. まとめ

カーオーディオメインユニットの全体像をチェック!

最初に「メインユニット」の全体像を整理しておきたい。クルマの中で音楽等を聴くために必要となるユニットは主には2つある。1つが「メインユニット」でもう1つが「スピーカー」だ。

なお「メインユニット」にはさまざまなメカが内蔵されている。音楽信号を読み取る機器である「ソースユニット」、信号の制御を行う「プロセッサー」、信号の増幅を行う「パワーアンプ」、これらが一体化されているので、あとはスピーカーさえあればカーオーディオシステムを完成できる。

そして市販の「メインユニット」にはタイプ違いがいろいろある。順番に挙げていくと以下のとおりだ。「AV一体型ナビ」「ディスプレイオーディオ」「2DINメインユニット」「1DINメインユニット」、以上だ。

ちなみに「ディスプレイオーディオ」とはその名のとおりモニターを装備したタイプの機器(ナビ機能は非搭載)のことを指すが、この中にも本体サイズが2DINのものと1DINのものがある。

走行中は「映像系ソース」は楽しめない?

本題に入る前に1点、重要事項を説明しておきたい。ほとんどの方がご存知のとおり、「映像系ソース」を楽しめる市販「メインユニット」は基本的にすべて、走行中には動画等を画面に映し出せない。車両を停めてサイドブレーキを引いたときにしか、映像が画面に出ないようになっている。

しかし、同乗者が走行中に「映像系ソース」を楽しみたいと思うこともある。そのようなケースでは、「TVキット」とか「TVキャンセラー」と呼ばれる機器を活用しよう。これらを用いれば、走行中に車載機の画面に動画等を映し出せるようになる。

ちなみに同乗者が走行中に「映系ソース」を観ることは法律的に何ら問題がない。しかしドライバーが画面を注視することは道路交通法で禁じられている。そこのところはくれぐれもご注意を。

「映像系ソース」を楽しめる「メインユニット」のトレンドを解説!

AV一体型ナビ

では、「映像系ソース」を楽しめる「メインユニット」のトレンドを解説していこう。最初に「AV一体型ナビ」から。

「AV一体型ナビ」ではほとんどの機種にCD/DVDメカが内蔵されているので、、まずDVDは多くの機種で視聴可能だ。しかし昨今はベーシックな機種では一部、それが省かれていることもある。そうすることで価格を抑えられるからだ。なのでDVDを楽しみたいと考えている場合には、特に廉価なモデルを物色する際に対応の可否を確認すべきだ。

なおパナソニックの『ストラーダ』の中には、ブルーレイディスク(以下、BD)プレーヤーが搭載されているモデルもある。もしも自宅のAV環境がBD化されているのなら、車内でもBDが観られた方が便利だ。そう考える場合には『ストラーダ』に注目しよう。

特殊なモデルとして他に、カロッツェリアの『サイバーナビ』も挙げておきたい。当シリーズの各モデルには、「ストリーミングビデオ」と「レコーダーアクセス」という2つのスペシャルな機能が搭載されている。前者では、本体内に搭載されたブラウザを介してYouTube動画が視聴でき、後者では自宅のBDプレーヤーに保存されている録画コンテンツや、BDプレーヤーでBSやCS放送が観られるのならそれらの番組もナビで観られる。

ちなみに、今やほとんどの機種がUSB端子を備えているので、そうであればUSBメモリーに保存した「映像系コンテンツ」も楽しめる。またHDMI端子の装備や、Apple CarPlayとandroidautoへの対応も「映像系ソース」を楽しみたいと思ったときにはチェックすべき項目となる。それらについては後から改めて解説する。

ディスプレイオーディオ(カロッツェリアの場合)

続いては最近の注目株、「ディスプレイオーディオ」について見ていこう。大手車載機器メーカーでは、カロッツェリア、ケンウッド、アルパイン、以上の3社がこれをリリースしているので、メーカーごとで分析していく。

まずカロッツェリアは、現在ディスプレイオーディオを4機種出している。そしてその内の上位2機種はCD/DVDメカを搭載しておらず、そのかわりApple CarPlayとandroidautoに対応させてある。これにて音楽系ソースはスマホアプリを使い便利に多彩に楽しめる。またその2機種はHDMI端子も装備しているので、外部デジタル機器との接続も可能だ。その上でともにブラウザも搭載しネットサーフィンも楽しめる(通信環境の用意が必要)。

残りの2機種のうちの1機種は、Apple CarPlayとandroidautoに対応しながらCD/DVDメカも内蔵する。しかしブラウザとHDMI端子は非搭載だ。そしてもう1機種には、Apple CarPlayとandroidauto、ブラウザ、HDMI端子が未搭載で、CD/DVDメカは積んでいる。

ディスプレイオーディオ(ケンウッド、アルパインの場合)

一方ケンウッドは「ディスプレイオーディオ」を3機種用意していて、すべての機種がCD/DVDメカを積んでいる。しかし3機種ともHDMI端子は非装備だ。なお1機種のみApple CarPlayとandroidautoに対応している。

アルパインは計3機種を持ち、すべてCD/DVDメカは搭載せず、そのかわりに全機種ともにApple CarPlayとandroidautoに対応している。そして上位2機種はHDMI端子を装備する。

なお、「ディスプレイオーディオ」でもほぼすべての機種がUSB端子を装備しているので、USBメモリーに格納した「映像系コンテンツ」の再生も可能だ。

HDMI対応機なら、楽しめる「映像系コンテンツ」が飛躍的に増大!?

「映像系ソース」を幅広く満喫したいと思うなら、HDMI端子は頼りになる。というのもHDMI端子があると、まずは「スマホのミラーリング」が可能となる。映像系のスマホアプリも車載機の画面に映し出せ、音声もカースピーカーから出せる。ただしミラーリングはその名のとおり、スマホの画面を鏡のようにただ映し出すだけなので、アプリの操作はスマホ側で行うこととなる。

そしてHDMI端子があればさらに「ストリーミングデバイス」も楽しめる。Fire TV Stick等のストリーミングデバイスをHDMI端子に挿し、あとは通信環境を整えれば、車内でさまざまな「映像系コンテンツ」を堪能できる。

ちなみに通信はスマホのテザリングを活用しても良いし、モバイルWi-Fiルーターを持っているのならそれを、またはカロッツェリアの車載用Wi-Fiルーターを使うという手もある。

Apple CarPlay&androidauto対応機で「映像系ソース」を楽しむ方法とは?

続いては、Apple CarPlayとandroidauto対応機での「映像系ソース」の楽しみ方について説明していく。

ところでこれらに対応していると、車内でスマホアプリを便利に使い倒せるようになる。アプリ画面を車載機のディスプレイに映し出せ、アプリの操作も車載機の画面上で行える。だが実は、「映像系アプリ」はナビアプリ以外はほとんどが非対応だ。純正、市販を問わず「メインユニット」は基本的に走行中に「映像系コンテンツ」をモニターに映し出せないわけだが、Apple CarPlayとandroidautoにおいてはそもそも「映像系アプリ」が使えないのだ。

しかしながら、「映像系アプリ」を使えるようにする方法が1つある。それは、「車載用のアンドロイド端末を使う」というもの。それを車載機とUSB接続すると、端末内のアプリを画面上に映し出せて画面上での操作も行える。この場合には「映像系アプリ」も使えるようになる。もしもApple CarPlayとandroidautoに対応している「メインユニット」を使っているのなら、このような車載用のアンドロイド端末のチェックをぜひに。

「DVD対応メインユニット」~おすすめ4選~

三菱電機・ダイヤトーンサウンドナビ NR-MZ300PREMI-4

『ダイヤトーンサウンドナビ』は、DVDを楽しもうとするときに特別な利点を発揮する。なぜなら当機は「5.1chサラウンド」に対応しているからだ。結果、対応ソフトを臨場感の高い迫力のサウンドで楽しめる

リアスピーカーを生かしてある場合には、リアスピーカーからサラウンド音声を再生でき、さらには独自機能である「ダイヤトーンサラウンド」を活用すると、水平・高さ方向に音像が広がり一層迫力が増す。また、もしも内蔵パワーアンプをすべてフロントスピーカーを鳴らすために使っている場合にはフロントスピーカーのみで、擬似的に360度の全方向から聴こえてくるようなサウンドを再生できる。

『ダイヤトーンサウンドナビ』は音の良いナビとしておなじみだが、DVD派にとっても特別な「メインユニット」となり得る。

カロッツェリア・楽ナビ AVIC-RQ911

カロッツェリアの上級ナビシリーズ『サイバー』の「映像系ソース」への対応力は先述したので、ここではスタンダードナビである『楽ナビ』について解説する。

『楽ナビ』も「映像系ソース」への対応力が高い。なぜならHDMI端子を入出力ともに備えた機種が多いからだ。そのような機種ではスマホのミラーリングが行えて、ストリーミングデバイスも楽しめる。そしてそれらの映像をHDMI出力を活用してリアモニターにも高画質に映し出せる。

さらには、『楽ナビ』本体とリアモニターとで異なるAVソースも楽しむことも可能。その際には音声も、フロントスピーカーとリアスピーカーとで個別再生させられる

ちなみに本体のモニターはHD画質が確保されていて高精細。しかも広視野角なので斜めからでも観やすい。

ケンウッド・DDX5020S

こちらは、ケンウッドが3機種ラインナップする「ディスプレイオーディオ」のうちの最上位機種。当機のみ、Apple CarPlayとandroidautoに対応している

なお当機はHDMI端子は備えていないので、それを活用してのスマホのミラーリングは行えないのだが、USB端子を活用しての「USBミラーリング」は行える(アンドロイド端末のみ)

ちなみに当機も、DVDの再生はもちろんUSBにも対応しているので、それらを活用しても「映像系コンテンツ」を満喫できる。

また当機は、画面サイズが6.8V型で少々小さく、そしてHDMI端子を備えない分、本体価格は比較的にリーズナブルだ。価格と性能のバランスが良い「ディスプレイオーディオ」を探しているのなら、当機に注目してみよう。

カロッツェリア・FH-6500DVD

当機は、計4機種ラインナップされているカロッツェリアのディスプレイオーディオ中のベーシックモデル。Apple CarPlayとandroidautoに対応せず、そしてHDMI端子も備えていない分、価格がリーズナブルだ。しかし、DVDメカを持ちUSB端子も備えているので、「映像系ソース」の視聴はそれらメディアでOKというドライバーに向いている

なお当機は、サウンドチューニング機能が充実していることもストロングポイント。特筆すべきは「ネットワークモード」に対応していること。これを活用すると、フロントスピーカーのツイーターとミッドウーファーの個別制御が可能となる。「タイムアライメント」機能も備えているので、同機能のメリットを一層活かせる。

まとめ

以前なら、クルマの中で楽しめるソースは限られていた。しかし今では、「音楽系ソース」も「映像系ソース」もいろいろと楽しめる

ただし機種により対応メディアが異なる。なので「メインユニット」選びをする際には、再生可能メディアのチェックは必須だ。当記事を参考に自分にとって必要な機能が何なのかを熟考し、それに対応しているモデルを選ぼう。機種の選択肢も多彩だ。その中からマイベストを見つけ出すベシ。

太田祥三|ライター
大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集者としてキャリアを積む。カー雑誌、インテリア雑誌、そしてカーオーディオ専門誌の編集長を歴任した後、約20年間務めた会社を退職しフリーに。カーオーディオ、カーナビ、その他カーエレクトロニクス関連を中心に幅広く執筆活動を展開中。ライフワークとして音楽活動にも取り組んでいる。

《text:太田祥三》

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