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使用中のセーフティレーダーを「レーザー式オービス対応」にパワーアップ、セルスターが新製品発売

自動車ニュース

セルスター 前方・後方用レーザー受信機「AL-02R」全 7 枚写真をすべて見る

セルスター工業は、使用中のセーフティレーダーをレーザー式オービス対応にパワーアップできる、前方・後方用レーザー受信機「AL-02R」を6月より発売する。

AL-02Rはリヤに設置し、レーザー式オービス(後方受信)対応機種と接続すれば、セーフティレーダーの画面と音声で警告可能になる。また付属のシガーライター用DCコードを接続すれば、単体でも使用可能。エンジンを掛けると自動で起動し、LEDと音声で警告を行う。

新製品はフレネルレンズとフィルターの利点を組み合わせたセルスター独自のフレデリックスレンズを採用する。フレネルレンズ構造とは従来の光学レンズが持つ曲面を一連の同心円状の溝に置き換えたもの。

同心円状の溝が屈折面として個々に働き、平行光線の光路を曲げて所定の焦点位置に光を集めることができる。これをフィルターと組み合わせることで、レーザー受信性能が約2倍にアップ。より遠く離れた場所からでも誤警報を抑えて素早く、高精度にレーダー波を受信することが可能になった。

また、レーザー式オービスからのレーザー光の受信レベルは、強・弱2段階で判定し、テキストと効果音の強弱で警告。一般的にレーザー光の受信レベルが強い場合、自車位置から取締機の設置場所が近くなるので距離感などを把握できる。

本体サイズは幅41×奥行38×高さ23.8mmとコンパクト。ダッシュボードはもちろん、オプション使用時には後方やミラー裏にも設置できる。国内自社工場、自社生産による日本製で3年保証付。価格はオープン。

《text:纐纈敏也@DAYS》

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