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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! HONDA Accord Tourer(オーナー・髙﨑尚人さん) by Warps

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! HONDA Accord Tourer(オーナー・髙﨑尚人さん) by Warps全 11 枚写真をすべて見る

アコードツアラーに乗り始め、前のクルマで使っていたユニットを移設し徐々にカスタムレベルを上げつつあるオーナーの髙﨑さん。インストールを担当する広島県のWarpsとアイデアを出し現在ラゲッジやドアカスタムをプラン中。その現在進行形を見てきた。

前車からのユニットの移設をスタート
最初にフロントスピーカーで高音質化を実施

ロックフォードT5のツイーターはドアミラー裏にパネルをワンオフ加工して取り付ける。このデザインもオーナーのお気に入り。

フロント回りで目に付くカスタムはツイーターだ。音質面や定位に加え、コクピットのアイキャッチとなる加工などので重視した。

ドアミラー裏のパネルを見るとこのような形状になっている。スマートにドア&サッシュ回りにフィットするスタイルだ。

以前はタントで超ド級のカスタムオーディオを実践していた髙﨑さん。新たにベースカーとしたアコードで、一からオーディオインストールをスタートさせた。その第一段のスタイルとして完成したのが今回の状態だ。あくまでもカスタム途上であり現在進行形でさまざまなカスタムプロジェクトは進んでいるが、現時点でのオーナーの狙いとインストールについて見ていくこととした。

フロントスピーカーに用いたのはタントから取り外したロックフォードのT5652-S。オーナーもお気に入りの高級スピーカーなので、どうしても新しいクルマでも鳴らしたくて移設。狙ったサウンドは「楽しい音」。カスタムする前にまずは良い音で愛車をドライブさせることを優先。そのためにはお気に入りのサウンドを奏でるフロントスピ-カーは必須だった。ワクワクさせてくれる音を狙った。

デザイン面では今回は控えめなフィニッシュとしている。現状ではツイーターをドアミラー裏にビルトイン取り付けするスタイルとしている。このツイーターの取り付けデザインは「美しい!」とオーナー絶賛の、お気に入りポイントになっている。ドアはインナーバッフルで仕上げるが、今後のアウターバッフル化はすでに視野に入れているのでいずれ進化が見られるだろう。

DSPの操作部をセンターコンソールに設置
するなど内装デザインを考慮した作り込み

センターコンソール後部にビルトイン取り付けされているグラウンドゼロのDSP操作部。インテリアに溶け込むデザインだ。

音楽プレイヤーにはスマホを主に使うオーナー。好きな音楽を常に持ち歩きクルマで自在な選曲を楽しんでいる。

ドアはインナーバッフルで抑えた作り込みとなっているなどコクピットはまだまだこれからカスタムを実施する現在進行形だ。

アコードのシステムデザインのもうひとつの要になっているのがプロセッサー。DSPユニットとして選んだのはグラウンドゼロのGZDSP6-8XPRO。ロックフォードのパワーアンプを介してフロント2ウェイをコントロールするシステムデザインの司令塔的存在になっている。

プロセッサーの操作部はセンターコンソールのシフトレバー手前にビルトイン取り付けするのもこだわり。アコードのインパネは一体感の強いデザインなので、純正以外のユニットを無理矢理ビルトインするのはちょっと無粋。そこでデザイン的に内装の邪魔をしないこの位置に設置することでインテリアコーディネートをまとめ上げた。

スマホを使った再生環境を整え、最近お気に入りのちゃんみなをヘビーローテーションで再生している。コクピット回りはまだまだカスタム指数は中級ながら、今後は好みの方向性でカスタムを進める予定。かつてタントでフルカスタムを経験しているオーナーだけに、アイデアも豊富でこれからの進化が楽しみだ。

ラゲッジはあくまでも仮の姿ながら
将来性を感じさせるユニット群が並ぶ

ラゲッジ奥にはボードを組んでパワーアンプとプロセッサー本体をインストール。ラゲッジをスポイルしないサイズ感とした。

パワーアンプにはロックフォードのパワーシリーズT600-4をインストール。定評の高品質パワーアンプで高音質を狙う。

プロセッサーにはグラウンドゼロのGZDSP6-8XPROをチョイス。車内のサウンドコントロールを一手に担っているユニットだ。

ラゲッジにはパワーアンプとプロセッサー本体をボードに載せてインストール。これはあくまでも“取りあえずの仕様”であり、カスタム実施前の仮組みの状態だという。とは言ってもフロアから一段かさ上げされたボードはパンチカーペットで処理され、その上にロックフォードのパワーアンプ・T600-4とグラウンドゼロのGZDSP6-8XPROの本体を並べて設置。ユニットを見せてオーディオカーであることを感じさせるラゲッジに仕上がっている。

フロント2ウェイをコントロールするには十分なパワーアンプとDSPを備え、システム面では必要十分な装備は揃った。これらのシステムを駆使してT5が持つポテンシャルを十分に引き出し、オーナーも満足のサウンドが完成した。

しかも荷物も積み込みたいというオーナーのニーズに応えて、大げさなカスタムは抑え、ラゲッジのフロア面積を広く確保しているのも現時点での狙い通りだ。今後の進化を見据えて配線などを隠す処理は行わず、作業性も考慮した作りとした。

今後はラゲッジを立体デザインに進化させる予定。オーナーの高崎さんとショップがアイデアを出し合ってカスタムを模索中だ。

今後はカスタムレベルのアップを目指し、フロント&ラゲッジ回りにアイデアを込めていく予定だ。いろいろなプランをショップと一緒になって考える今こそが一番楽しい時期なのかも知れない。今後のシステムアップ&カスタムに期待が持てる一台となった。

《text:土田康弘》

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