こだわれば、カーオーディオはもっと楽しくなる! 「ザ・こだわり方考察」第6回 ツイーターの取り付け方にこだわる! | Push on! Mycar-life

こだわれば、カーオーディオはもっと楽しくなる! 「ザ・こだわり方考察」第6回 ツイーターの取り付け方にこだわる!

カーオーディオ特集記事
ツイーターの取り付け例(製作ショップ:サウンドクオリティー<千葉県>)。
ツイーターの取り付け例(製作ショップ:サウンドクオリティー<千葉県>)。全 3 枚拡大写真

こだわればこだわるほど楽しさが深まっていくカーオーディオ。その、“こだわりポイント”について解説している当短期集中特集。第6回目となる当回では、「ツイーター・インストール」における“こだわり方”について掘り下げて考察する。

まずは「取り付け場所」の選定にこだわろう。取り付けやすいのは「純正位置」だが…。

「ツイーターをどう取り付けるか」は、こだわるべき重要なポイントの1つだ。なぜなら、どのように取り付けるかで仕上がりのサウンドの完成度が変わり、さらには見た目の違いも出てくるからだ。

早速、どのような“こだわりポイント”があるのかを解説していこう。まずこだわるべきは、「取り付け場所の選定」だ。選択肢は主に、以下の4箇所となる。1・「純正位置」、2・「ダッシュボードの上」、3・「Aピラー」、4・「ドアミラー裏」。

場所ごとでの利点・不利点を解説していこう。まずは1の「純正位置」について。ここを取り付け場所とする利点は主には2つある。「見た目が変わらないこと」と「取り付けコストを低く抑えられること」だ。ただし、これら利点を得るためには、ツイーターが純正位置に入る大きさであることが前提条件となる。

ちなみに最近は、「車種専用モデル」もいろいろとリリースされている。そしてそれらの多くは、ツイーターが「純正位置」に収まるように設計されている。後付け感なく取り付けたいと考えるならば、「車種専用モデル」もチェックしてみよう。もしも好みのブランドから愛車に適合する専用モデルが出ていれば、それが有力な候補と成り得る。

なお音的な有利不利は、「純正位置」がどこかによって変わってくる。有利なのは「Aピラー」や「ドアミラー裏」だ。それらであると、ツイーターが発する音が直接耳に入ってきやすい。対して、「ダッシュボードの左右の奥」に上向きで取り付けることになるケースでは、ツイーターから放たれる音を直接聴くことが難しくなる(フロントガラスに反射した音を聴くことになる)。

直接音を聴けた方が、状況としてはシンプルだ。ゆえに「純正位置」が「ダッシュボードの左右の奥」である場合には、サウンドコントロールの難易度は比較的に高めとなる。

ところで、「純正位置」が「Aピラー」や「ドアミラー裏」だった場合でも、埋め込んで取り付けることになるので、「角度決め」の自由度はそれほど高くはない。この「角度決め」も、“こだわりポイント”の1つなのだ。「純正位置」に取り付ける場合は、「角度決め」にはあまりこだわれない、ということも頭に入れておこう。

「ダッシュボードの上」は、取り付けコストが掛かりにくく、しかも音的にも有利!?

続いては、2の「ダッシュボードの上」について解説していく。ここもまずは「コストが少なくて済む」ことがメリットとなる。もしも、使用するツイーターにダッシュボード上に取り付けるための“マウント”が同梱されていれば、それを活用して簡単に装着できる。

音的にも利点がある。ツイーターを見える位置に取り付けられるわけなので、「直接音を多く聴ける」。また、「角度設定の自由度が高い」こともメリットとなる。さらには、「取り付けた後からの角度変更もしやすい」ので、「角度決め」にもこだわれる。ツイーターは向きを変えると聴こえ方が結構変わる。「ダッシュボードの上」に取り付ける場合には、角度によって聴こえ方が変わるという面白さを体験可能となるのだ。

ただし、ダッシュボードが水平でない車種も少なくない。そうであると、「ダッシュボードの上」はツイーターの取り付け場所としては向かなくなるケースも出てくる。角度設定の自由度は高いのだが、上下方向の角度設定はしにくい場合が多く、傾いている場所に取り付けると、ツイーターが極端に下を向いてしまったりもするのだ。なので、「ダッシュボードの上」に取り付けたいと思うときにはあらかじめ、どのような状況になるのかをシミュレートしておく必要がある。

ちなみに、マウントに上下の角度調整機能が備えられている場合もある。可動幅は少なかったりもするが、それを活用すればなんとかなることもある。スピーカー選びをする際には、マウントの構造も確認しておくとベストだ。

音と見た目にこだわるなら、カスタムインストールがおすすめ!

次いでは、「Aピラー」と「ドアミラー裏」について考えていく。まずこの2つは、「角度設定の自由度が高い」ことがメリットだ。ピラーまたはドアミラー裏のパネルを改造することが前提となるので加工費は多く掛かるが、そのかわり、妥協なく音的に有利な角度を模索できる。

その上で、「Aピラー」に取り付ける場合には「高さが稼げる」こともメリットとなる。高さについてはいろいろな考え方があるが、目の高さくらいの位置に取り付けると、サウンドステージを上げやすくなる。

一方「ドアミラー裏」の場合は、「左右の幅を出しやすくなる」ことがメリットとなる。なぜにそうなのかを理解するために、以下の2つの状況を頭に思い描いていただきたい。近い方のツイーターが、ダッシュボードの上に置いてある状況と、ドアミラー裏に取り付けられた状況、この2つを比べると…。「ドアミラー裏」に取り付けられている方が、自分から見たときの仰角が大きい。右ハンドル車であれば、こちらの方がより右側に位置することとなる。ゆえに、サウンドステージの左右幅を出しやすくなるのだ。

さらには「Aピラー」も「ドアミラー裏」も、「見た目にこだわれる」ことも大きな利点となってくる。見た目が良いと気分も上がる。結果、音もより良く聴こえてくる。そして“こだわった感”も強くなる。「ここまでやった」という充足感も味わえる。

なお、改造が必要とは言いつつも、ミッドウーファーの取り付け時にドアパネルを改造するのと比べると、改造度合いは低めだ。いざ見積もりを取ってみると、イメージしているよりも案外低コストで収まることもあるはずだ。

音にこだわった「ツイーター・インストール」を実行したいと考える際には、カスタムインストールの検討をぜひに。考えてみる価値は高い。

《太田祥三》

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