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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! HONDA N-ONE(オーナー・中島幹夫さん) by to be Style 前編

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! HONDA N-ONE(オーナー・中島幹夫さん) by to be Style 前編全 10 枚写真をすべて見る

元々車高調を付けていた中島さんのN-ONE。エアサスへと足まわりカスタムを進化させる際に出会ったのが群馬県のto be Styleだった。オーディオプロショップであることを知るとマイカーのオーディオ強化が始まった。今回はラゲッジの個性的デザインに注目。

ラゲッジに3台のパワーアンプと
キューブタイプのサブウーファーを設置

N-ONEの足まわりをエアサス化を実施することから始まったカスタム。オーディオにも力を入れ現在のスタイルへと進化した。

N-ONEの足まわりをエアサス化を実施することから始まったカスタム。オーディオにも力を入れ現在のスタイルへと進化した。

ラゲッジを効率良く使って3台のパワーアンプとサブウーファー、さらには床下にエアサスユニットをインストールした。

ラゲッジを効率良く使って3台のパワーアンプとサブウーファー、さらには床下にエアサスユニットをインストールした。

左サイドには3台のパワーアンプを斜めにセット。右サイドにはキューブ形状のサブウーファーをインストールする個性的なデザイン。

左サイドには3台のパワーアンプを斜めにセット。右サイドにはキューブ形状のサブウーファーをインストールする個性的なデザイン。

N-ONEの足まわりカスタムを進化させる中で、あらたにエアサス導入を考え、群馬県のto be Styleにやって来たオーナー。そこでオーディオの話が盛り上がり、足まわりと合わせてオーディオカスタムも実践することになったオーナー。しかし当初はフロントスピーカーなどをインストールし、低域は手軽なパワードサブウーファーでカバーするというシステムを採用していたが、聴いているともの足りなくなったという。

「ボリュームを上げて行くと低音が弱いんです。軽自動車なので音の軽さが出てしまってるのかと思い、低音もしっかりと鳴らすシステムに進化させることを考えました」。

こうしてインストールされたのがラゲッジのシステム群だ。サブウーファーにはキッカーのL7QB8をチョイス。キッカーの充実の重低音はデモカーを聴いて体験済みなので迷わずチョイス。さらにパワーアンプには同じくキッカーのIQシリーズを3台インストール。

それらのユニットを収めたラゲッジデザインが個性的だ。左サイドに3台のアンプを斜めにマウントするラックを設置。右サイドにL7QB8をインストールするという左右非対称のデザイン。軽自動車の限られたラゲッジスペースを有効活用して、多くのユニットを効率良く収めつつ、魅せるインストールを両立させているのもみどころ。フロア下にはエアサスタンクを設置するなど、余すところなくスペースを使い切っている凝縮インストールが見事だ。

3台のパワーアンプを斜めインストール
個性的なデザインで効率とデザインを両立

3台のパワーアンプを斜めにインストールするスタイルも個性的。スペース効率を考えた上で生まれたアイデアだという。

3台のパワーアンプを斜めにインストールするスタイルも個性的。スペース効率を考えた上で生まれたアイデアだという。

印象的なアンプラックは3台のキッカーIQを組み込んだデザイン。側面を貫通させアンプのサイドパネルを見せる演出も独特。

印象的なアンプラックは3台のキッカーIQを組み込んだデザイン。側面を貫通させアンプのサイドパネルを見せる演出も独特。

アンプラックの裏側。車室側から見るとケーブル類などをすべて裏側に配置し、ラゲッジ表面はスッキリさせているのがわかる。

アンプラックの裏側。車室側から見るとケーブル類などをすべて裏側に配置し、ラゲッジ表面はスッキリさせているのがわかる。

ラゲッジのデザインでもっとも印象的なのは左サイドのアンプラックだろう。キッカーのIQ500.2を2台、IQ500.1を1台ビルトインするラックは、各パワーアンプを斜めにしてインストールする個性的なスタイルが一番の見どころとなった。このデザイン、パワーアンプの取り付けスペースを抑える効果もあるが、同形状&同サイズの3台のアンプを使ったデザイン処理としても美しい。

単純に積み重ねて取り付けることはせず、すべてのパワーアンプを見せるようにデザインするのもテーマとなった。そこから生まれたのが個性的な斜めインストールだった。さらに調整つまみやインジケーター類が配置されているパワーアンプのサイドパネルを、ラックを一部を切り抜くことで前面に見せるというのも独自のアイデア。使い勝手も良く、デザイン的なインパクトも十分だ。

3台のパワーアンプをシステムし、すべてのスピーカーをそれぞれ1台ずつのパワーアンプで受け持つというマルチアンプシステムを構築。フロントのトゥイーター用、ミッドバス用、そしてサブウーファー用をそれぞれシステムすることで余裕のドライブ能力を引き出しているのだ。

オーナーが望んだ質の高い低音強化のため
パッシブラジエター方式のウーファーを設置

サブウーファーにはキッカーのL7QB8をチョイス。アルミエンクロージャーを備えた高級モデルで低音の鳴りっぷりも絶品。

サブウーファーにはキッカーのL7QB8をチョイス。アルミエンクロージャーを備えた高級モデルで低音の鳴りっぷりも絶品。

ターミナルにも気を配りアクリルを使ったパーツをチョイス。サブウーファーとアンプの間のわずかなスペースを埋めるように設置。

ターミナルにも気を配りアクリルを使ったパーツをチョイス。サブウーファーとアンプの間のわずかなスペースを埋めるように設置。

ラゲッジのフロアには小さな窓が開けられている。ここからは床下に設置したエアサスタンクがのぞくデザイン。

ラゲッジのフロアには小さな窓が開けられている。ここからは床下に設置したエアサスタンクがのぞくデザイン。

ラゲッジのもうひとつの主役はキッカーのサブウーファーであるL7QB8だ。アルミエンクロージャーを備えパッシブラジエター方式を採用した高品質サブウーファーだ。低音の弱さを感じていたオーナーが、質の高い低音を望んでチョイスしたサブウーファーだった。キューブ形状のボディはラゲッジのデザインにもピタリとはまっている。質の高い低音を強化することでフロントスピーカーとのバランスも良くなり、音量を上げて再生していても心地良い音になったという。

すべてのユニットはラゲッジのフロアに設置されたボードに固定されている。そのボードの底面にはエアサスのユニットを設置。部分的にアクリル処理を施して、エアサスタンクを見せているのも足まわりカスタムを重視するオーナーならでは。

たまたま訪れたショップがオーディオのプロショップだったことから始まったオーディオ強化。メーカーデモカーを聴いたり、システムアップをプランするなど、自分なりに心地良い音の追求を常に続けているオーナー。その成果が見て取れるラゲッジだった。次回の後編ではフロントスピーカーまわりのカスタム処理を紹介しよう。

《text:土田康弘》

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