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より進化したポータブル型カーナビ『Gorilla(ゴリラ)』で快適&驚きのドライブ体験記

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ポータブル型カーナビ(PND=ポータブル・ナビゲーション・デバイス)で今もなお根強い人気を保ち続けているのが『Gorilla(ゴリラ)』だ。スマートフォン(スマホ)でカーナビが無料で使える時代になったというのに、この人気の秘密はいったいどこにあるのだろうか。

1995年にゴリラが誕生して以来、基本としてきたことは、誰もが使いこなせるわかりやすさ。闇雲に高機能化に走るのではなく、ポータブル型カーナビとして必要にして十分な機能に絞り込む。これによって操作面での使いやすさをもたらし、それが「難しくて使いこなせない!」とカーナビを使うことを諦めかけていた層に支持されたのだ。

そして、その信頼性はスマホがカーナビとして席巻する現在も変わらない。まず画面サイズの大きさはカーナビとしての見やすさを生み出しているし、シンプルでわかりやすい操作系もスマホにはないフィーリングだ。ゴリラはGPS、みちびき、グロナスと3つも衛星の情報を活用しているが、加えて自立航法を可能にするGジャイロセンサーを継続して搭載していることも信頼性を得るのに大きな役割を果たす。GPSが受信できないトンネル内でもこのGジャイロを使うことで自車位置を正確に表示し、都会の高架下でも安定した測位能力を発揮する。測位をGPSだけに頼るスマホではこうはいかない。

長きにわたってゴリラに愛用者が存在するのは、こうした背景がユーザーの間でしっかり根付いているからなのだ。

さらに見やすく分かりやすくなった地図表示に注目

新型ゴリラはそうした多くの支持に応えて登場した。ラインナップは全3機種で、最上位モデルのCN-G1300VDとスタンダードモデルのCN-G730Dが7型ディスプレイ、CN-G530Dが5型ディスプレイを搭載。G1300Vには3年間の無料地図更新が含まれ、交通情報サービス「VICS WIDE」を活用した「スイテルート案内」にも対応している。もちろん、トリプル衛星もGジャイロも3機種共通で搭載される。

新型ゴリラで特に力を入れたのが、地図のわかりやすさだ。新たに道路上の誘導カラーレーンをナビ上に再現したのだ。ゴリラの支持層である中高年や運転が苦手な人にとって、複雑な都市部の分岐交差点は悩みの種のひとつ。自分のいる場所がホントに正しいのか、あるいは右左折するのにこの車線でいいのかなど、状況を正確に把握することが難しいことが少なくないからだ。

新型ゴリラでは3モデル共通で、最新の2019年度版地図データを収録すると共に、路面にペイントされているカラーレーンやドットレーンなどを正確に反映させた。これまで以上に道路状況が一目で把握できるようになり、これによって自車が正しい位置にいるかどうかを判断するのが容易になった。それが余裕を持った右左折や高速道路進入のサポートにつながるというわけだ。

さらに高まる安全・安心機能で快適ドライブ

新型ゴリラは道路標識への注意を事前に促すことで、一時停止や制限速度、踏切案内などの見落としの回避も図っている。初めて訪れた街では周囲の状況に気を取られ、肝心の道路標識もつい見落としがち。特にその対象となるのが一時停止だ。

その案内はかなり“しっかり”行われ、対象場所に近づくと、音声と同時にナビ画面上では標識のアイコンを大きめにストレートに表示する。ここまで注意を促されれば標識を見落とすことはほぼないだろう。

また、見逃せないのが「逆走検知・警告」機能で、高速道路の本線/ランプ合流部、SA/PAの本線合流部で逆走を検知すると、音とアイコンで警告。さらに高速道路のSA/PA内では、休憩後の発進時に逆走への注意を音とアイコンで喚起する。この二重の警告によってうっかりミスを未然に防いでくれるのだ。
※逆走の検知・警告できる道路・状況は限られます。

その他、ゴリラで支持されている方面案内看板は青白反転文字を新採用。道路名は馴染みのある通称名で表記した。さらに高速道分岐のIC/JCT併設場所ではJCT分岐案内画像を追加し、英語表記や高速道路ナンバリングにも対応している。

VICS WIDEもしっかりキャッチ!『スイテルート案内』

VICSは言わずと知れた交通情報サービス。新型ゴリラの最上位モデルG1300VではそのVICSを最新のサービス「VICS WIDE」で対応した。これは ビーコンや通信機器なしで、FM-VICSの受信だけで快適な渋滞回避ルートを案内するというものだ。これにより、最新の渋滞情報を反映したルート探索が可能となり、もっとも早く目的地へ到着出来る「スイテルート案内」機能が可能となる。東京都内に限ってはタクシーなどの車両から収集したリアルタイム情報や統計情報(プローブ情報)も含まれ、より精度の高い情報で早く快適なルートを案内するのに役立っているのだ。

これらの情報の下で新たな交通情報を取得すると、再探索時には目的地までのルート、距離、到着時間を新旧ルートで比較して表示できる。新たに提案されたルートで行く時はそのままにしていればOK。もし、旧ルートで行きたい時は画面上の「旧ルートに戻す」を押せばいい。そんなルートの選択でもわかりやすさがゴリラなのだ。

また、VICS WIDEでは、気象・津波情報に火山噴火を加えた特別警報(地震を除く)を地図画面に表示することができる。異常気象が頻発する昨今、急な豪雨のエリアもわかりやすく表示してくれるのだ。この機能に対応したポータブル型ナビはゴリラだけ。こうした情報が提供されるのも安全安心という観点で見逃せないポイントになるだろう。

マップ更新も無料で対応。バックカメラもオプション装備が出来る

新型ゴリラが採用した地図データは、3機種とも全てに地図大手のゼンリンが制作した2019年度版を収録した。東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて整備が進む中、新東名高速道路や東京外環自動車道などの新道路データを収録している。そして最上位モデルであるG1300Vでは、2019年6月~2022年7月末まで最大3年間の無料地図更新に対応している。ぜひ、最上位モデルで最新地図によるドライブを楽しんで欲しい。

ポータブル型カーナビとは思えない対応がリアビューカメラへの対応だ。別売のリヤビューカメラ(CY-RC100KD 7月上旬発売)と接続によって実現する機能だが、車庫入れを苦手とする高齢者や運転初心者が多い中、この対応は嬉しい限り。新型ゴリラはポータブル型カーナビでも安全安心という観点で大きなアドバンテージを持ったと言って間違いない。

過酷な状況でも安全・安心は守られるのか!?

では新型ゴリラが提供する機能はどんなところで役立つのか、今回はそれを群馬県のとある街まで出掛けて体験してきた。

そこは約30mおきに一時停止の標識が連続して設置されている場所。標識がある場所に近づいて行くと1カ所目で、音声が「この先一時停止です」と案内し、画面には標識を大きく表示され、その後も画面には標識が表示されている。

もしかしたら、連続した一時停止標識を走行している間にこれが毎回案内されたらうるさく感じるのではないかと思っていたが、実際に体験するとそんなことはない。むしろ、見落としそうな場所でこの案内がされることで、また気がそぞろになっている状況下でも安心していられるということがはっきりしたのだ。

また、その恩恵を実感したのが踏切の案内だ。地方の踏切は単線であることが多く、その幅が狭いことから特に夜間などは気付かぬまま通り過ぎてしまうことも少なくない。この機能があることで、そんな時でも踏切の存在を教えてくれる。まさに使うほどに現実的で有能な機能だという事が確認されたというわけだ。

それと今回の試乗で新たな気付きとなったのが「交通事故多発地点」の案内だ。目的地に近い最寄りインターを下りた後、直線路が続いて国道を走行していると、ゴリラからは「事故多発地点です」との警告。それも一度や二度ではない。何度も何度も繰り返されたのだ。

実はこの国道、一般道にもかかわらず速度域が高めで、本当に事故が頻発している道路でもあったのだ。道路上にはそれを示す看板がいくつも立ち並び、路面にも「追突注意」の表示がペイントされていたのだ。そして、案の定、道の先には追突事故を起こしている現場に遭遇。ゴリラに備わっている注意喚起機能の有用性を、その現場を見ながら改めて感じさせられた次第だ。
※注意喚起を促す「安全・安心運転サポート機能」はON/OFFの切り替えが可能です。

今回発売となったゴリラ2019年モデルであるCN-G1300VD購入キャンペーンとして、自宅でも便利に利用できる“ACアダプター(CA-PAC22D 7500円相当)”を先着3000名にプレゼント。ワンセグを見たり家でドライブプランを立てられたりとゴリラの使い方が広がるアイテムだ。買い替えや買い増しユーザーにはダブルチャンスとして抽選でゴリラ特製クオカード2000円分がプレゼントされるので、購入時には必ずユーザーサイト「ナビcafe」に登録しよう。

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《text:会田肇》

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