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愛用者に訊く。『DIATONE SOUND.NAVI』でカーライフはどう変わったのか…。 Part2

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三菱・コルト(製作ショップ:マイスター一宮店)。全 7 枚写真をすべて見る

国産実力カーオーディオブランド“DIATONE”の看板ユニットの1つである『DIATONE SOUND.NAVI』。これを使うことで得られる利点は何なのか、そしてこれによってカーライフはどう変わるのかを解明すべく、愛用者へのインタビュー取材を実行した。

そのリポートの後編をお届けする。今回登場をお願いしたのは愛知県一宮市の“マイスター一宮店”でカーオーディオシステムをセットアップしている諸田悠希さん(36歳)だ。さて、諸田さんは『DIATONE SOUND.NAVI』をどのように楽しみ、そしてこれによって諸田さんのカーライフはどう変化したのか…。じっくりと訊いてきた。

■市販スピーカーを装着したことで、その性能をさらに引き出したいという思いが生まれ…。

最初に、諸田さんがカーオーディオを始めたいきさつと、『DIATONE SOUND.NAVI』とどのように出会ったのかを教えてもらった。

「5年ほど前に今のクルマ、“三菱・コルト”を手にしたことをきっかけに、このクルマでは“良い音”を楽しめるようにしたいと思い立ちました。まずはスピーカー交換から始めてみようと、とりあえず家から近い“マイスター安城店”に行ってみました。その後、系列店ということで“マイスター一宮店”に遊びに行って、以降は主にこちらを利用しているのですが、最初にお世話になったのは“マイスター安城店”です。

ちなみに、カーオーディオには以前から興味を持っていました。なので、いろいろと調べてもいて、モノを選べばOKというものではないことは分かっていました。取り付けにしても調整にしても、情報と技術を持っているプロに任せないと遠回りをすることになるな、と。

“マイスター安城店”に行って正解でした。5万円台のスピーカーを選び装着してもらい、想像以上に音が良くなり大満足しました。

しかし、音が良くなったからこそさらなる欲も湧いてきて。ハイエンドメインユニットを使ってしっかりと調整してもらえれば、その良さをさらに引き出せるのではという気持ちが頭をもたげ始めたんです。

となると買うべきは『DIATONE SOUND.NAVI』だな、と。僕は車内でDVDをかける頻度が高めなので、ハイエンドメインユニットを付けるなら映像も楽しめるモデルの方が良かったんです。

ただ、価格もそれなりにしますので、その点で迷いました。そしたらちょうど、カー用品量販店で『DIATONE SOUND.NAVI』のスタンダードモデル『NR-MZ60』がセールの対象になっていて。すでに『NR-MZ80シリーズ』が登場した後でしたから。それでこれに飛びついたんです」

■より高度なチューニング機能が欲しくなり、プレミアムモデルへの切り替えを実行。

思わぬ形で『DIATONE SOUND.NAVI』生活がスタートすることとなった諸田さんだったのだが、その後は少なからず紆余曲折があったようだ。

「『NR-MZ60』を使ってみて、音の良さに感心させられました。ナビでありながらもここまでの音が出るんだなと。きれいで柔らかな音で、とても気に入りました。

でも音が良くなったからこそ、スタンダードモデルを選んだことを後悔するようになって。スタンダードモデルとプレミアムモデルとでは調整能力に差がありますよね。コントロール機能が欲しくてメインユニットを入れ替えたのに、その部分で物足りなさが感じられるようになってきたんです。

そんなもやもやを抱えながらしばらく過ごしていたのですが、またもカー用品量販店でお買い得な『NR-MZ80PREMI』と出会えたんです。“DIATONE”スピーカー『DS-G20』とセットになって売られていて。最新モデルの方が音が良いことを知っていましたし、『DS-G20』も欲しいスピーカーだったので、迷わずこれを購入しました。

『NR-MZ80PREMI』にして音も良くなり、そして調整機能も十二分な能力を確保できて、やっと心のもやもやが晴れました。そして次には“マイスター一宮店”でサブウーファーを導入し、ますます本格的なサウンドが聴けるようになっていきました。遂にはサウンドコンテストにも出るようになって、カーオーディオの面白さにどんどんハマっていきました。

このように『DIATONE SOUND.NAVI』のおかげで、カーライフを充実させることができたのですが、実は1度、“DIATONE”を手放しています。別アプローチで音作りをしたい気持ちが芽生えてきて。フロント3ウェイを組んでみたくなり、心機一転、システムをガラリと変更したんです。一旦『DIATONE SOUND.NAVI』は外し、1DINのハイエンドメインユニットをシステムの中心に据えました」

■『DIATONE SOUND.NAVI』を手放した以降も常に、進化の様子をチェックし続けた。

こうして1度、『DIATONE SOUND.NAVI』との別れを経験した諸田さんだったのだが…。

「新たなメインユニットで理想の音作りに挑戦しながらも実は、ずっと『DIATONE SOUND.NAVI』のことが気になっていました。『NR-MZ100シリーズ』が登場した以降は余計に。フルモデルチェンジが成されて画面がキレイになりましたよね。太陽光が当たっても視認性が落ちないというところに、特に惹かれました。

1DINのメインユニットと並行してリーズナブルなAV一体型ナビも装着してDVDを観られる環境は整えてあったのですが、信号待ちのときなどに画面を見ると、太陽光が当たっていて何も見えないということがよくあったんです。それがなんとかならないものかといつも思っていて。

でもシステム変更して日も浅く、今あるシステムでどこまでいけるかに挑戦したい気持ちもあり、簡単には『DIATONE SOUND.NAVI』に戻れませんでした。

しかし『NR-MZ300PREMI』が登場して。ここで遂に画面サイズが8型となり、このことが僕の背中を押してくれました。機は熟したな、と(笑)。それでまた、『DIATONE SOUND.NAVI』生活を再スタートさせることになったんです。

ちなみに、『DIATONE SOUND.NAVI』の音の進化も、常に把握していました。ショップに寄ったときに付けている方がいれば聴かせてもらいましたし、近くでメーカーデモカーが来るイベントがあると聞けば聴きに行っていましたから」

■「コンサートが終わってクルマに戻り、そこで会場と同じ音が聴けたら最高(笑)」

さて、『NR-MZ300PREMI』の使い心地はどうだったのだろうか。

「いたく気に入りました。『NR-MZ200PREMI』よりもさらに音が良くなっていましたし、かつての『NR-MZ80PREMI』と比べたら、別物というくらい変わっていましたから。そして画面が太陽光の影響を受けないことが、何よりうれしかったですね。

ところで僕は、コンサートに行くことも楽しみにしています。多いと年に10回くらいは行きますね。好きなアーティストならば、東京でも大阪でもクルマで出かけます。そしてコンサートが終わってその音がまだ耳に残っているうちに、ライブ会場と同じ音がクルマの中で聴けたら最高だなと常々思っています。今はその理想にかなり近づけられてきました。

カーオーディオに本格的に取り組むようになって、生活の充実感は高まりました。通勤の片道30分で良い音が聴けるのと聴けないのとでは全然違います。出社時には気分を落ち着けられますし、帰りにはリフレッシュできます。休みの日には睡眠時間を除けば家にいる時間よりもクルマに乗っている時間の方が長く、その時間をより快適に過ごすためにも音が良いことは必須です。生活の中心にクルマがあり、そしてその中心には“音”があります。

『NR-MZ300PREMI』を導入した以降は、生活の充足感をさらに高めることができています。これからもこれを核としたシステムでより良い音を追求しながら、カーオーディオ生活を満喫していきたいですね」

カーオーディオという趣味を、マイペースでとことん楽しみ尽くしている諸田さん。もしも音楽がお好きなら、その音楽を手軽に高音質化してくれる『DIATONE SOUND.NAVI』の導入を検討してみてはいかがだろうか。クルマに乗るのが今以上に楽しみになるのは、確かなようだ。

《text:太田祥三》

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