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【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.6「ケーブル編」その4 ラインケーブルのトレンド分析lll

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チェルノフケーブル・CLASSIC全 3 枚写真をすべて見る

カーオーディオを趣味としている方、さらにはこれから始めてみようと考えている方々に向けて、ユニットチョイスの段階から楽しんでいただこうと製品選びの“傾向と対策”を解説している。現在は「ケーブル」について展開中だ。

今週は先週に引き続き、ロシアのカーオーディオ用ケーブルの専業ブランド、“チェルノフケーブル”のラインナップを例に、「ラインケーブル」の“トレンド分析”を行っていく。

さて、先週もお伝えしたとおり、“チェルノフケーブル”は専業ブランドらしく、製品ラインナップが幅広い。そして、ハイエンド製品が充実していることも特長だ。特に、構造が複雑化する「ラインケーブル」においては、上位機種の高級化が著しい。

では、どれほどの高級品があるのかを具体的に紹介していこう。同社の「ラインケーブル」は計5グレード用意されているのだが、今回は最下級グレードから数えて3番目となる『CLASSIC』から見ていく。

『CLASSIC』も、長さのバリエーションは計5タイプ。もっとも短いモデルが“0.62m”で、その税抜価格は“7万2000円”。もっとも長いモデルが“5m”でその税抜価格が“13万6000円”となっている。このクラスともなると、短いモデルと長いモデルとの価格差が相応に大きくなる。高級なケーブルを使いたいと考えるときには、プロセッサーとパワーアンプの設置位置はやはりできるだけ近くした方が良いことを、つくづく思い知る…。

そして、セカンドグレードの『REFERENCE』ともなると、その傾向はさらに強まる。税抜価格は以下のとおりだ。“0.62m”のモデルで“16万4000円”、“5m”のモデルでは“57万円”となっている。なお『REFERENCE』の場合は、サイズバリエーションが1つ増える。“0.62m”と“1.65m”との間に“1.00m”のモデルが加わってくる。

そして…。『REFERENCE』でも十分にトップレベルの高級さであるのだが、“チェルノフケーブル”の場合は、さらにもう1つ、上がある。『ULTIMATE』と言う名の、まさしくスーパーハイエンドモデルも用意されている。こちらもサイズバリエーションは計6タイプ。税抜価格は、“0.62m”のモデルで“23万円”、“5m”のモデルで“83万4000円”となっている。

もちろん、その音質性能も価格に見合ったレベルが確保されているのは言うまでもない。導体、被覆、プラグ、すべてに最高級な素材が使われ、精巧な設計と確かな組み上げが成されているからこそ、この価格となっているというわけだ。

ちなみに、『REFERENCE』と『ULTIMATE』はともに受注生産品である。オーダーしてから手元に届くまで、ある程度の時間がかかるということも頭に入れておきたい。

今回はここまでとさせていただく。次回は「スピーカーケーブル」の“トレンド分析”をお届けする。乞うご期待。

《text:太田祥三》

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