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【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.4「ユニットサブウーファー編」その13 「続・JLオーディオ」研究

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ユニットチョイスの段階からカーオーディオを楽しんでいただこうと、その指針となるよう製品選びの“傾向と対策”を紹介している。現在は「ユニットサブウーファー」についての考察を続けている。今週は、「JLオーディオ」のモデルについての研究の後編をお届けする。

さて、アメリカンカーオーディオブランドの雄、「JLオーディオ」も、他の海外ブランドと同様に「ユニットサブウーファー」を豊富にラインナップさせている。擁するラインは計7つ。前回はそのうちの上位3シリーズをクローズアップした。今回はミドルからエントリーまでの4シリーズにフォーカスする。

前回の記事で紹介した『TW5シリーズ』に続く4番目のグレードして用意されるのは、『TW3シリーズ』だ。最初に“T”が付くことからお分かりのように、当シリーズも『TW5シリーズ』と同じく、薄型であることを最大の特長としている。ちなみにこちらの取り付け奥行き寸法は83mm。『T5Wシリーズ』のそれが67mmであったのと比べるとやや厚めとはなっているが、「ユニットサブウーファー」としては破格の薄さだ。エンクロージャーを出来るだけ小型化させたいと思ったら、当シリーズは候補になり得る。25cmのダブルボイスコイルタイプと30cmのダブルボイスコイルタイプの2機種がラインナップされている。

これに続くのが、ロングセラーラインである『W3シリーズ』だ。当シリーズの初代モデルが登場したのは1998年。以後、20年にわたって世界中で支持されてきた。なお、現行モデルは第三世代となる“v3”。16.5cm、20cm、25cm、30cmの4サイズが用意されている(すべて4Ωシングルボイスコイルタイプ)。

そしてさらに『W1シリーズ』がそれに続く。こちらは25cmと30cmの2サイズ構成となっていて、磁気回路はともに4Ωシングルボイスコイル。当シリーズも現行モデルは第三世代となる“v3”だ。

そうして最後に最エントリーラインとなる『W0シリーズ』が名を連ねる。こちらはリーズナブルでありながらも「JLオーディオ」らしいサウンドが得られると人気になっているシリーズだ。25cm、30cm、38cmの3サイズ構成で、磁気回路はいずれも4Ωシングルボイスコイルタイプとなっている。

「JLオーディオ」の「ユニットサブウーファー」は以上ですべてだ。同ブランドのサブウーファーはパンチ力があることで定評がある。ズシリと重く、かつクオリティの高い低音がお好みならば、チェックして損のないブランドだ。

今回はここまでさせていただく。次回も「ユニットサブウーファー」研究を続行する。お楽しみ。

《text:太田祥三》

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