ドレスアップをメインに軽くオーディオを楽しんでいたオーナーだったが、ハリアーに乗り換えてからオーディオ好きの仲間との出会いもあり、オーディオの世界に魅了された。インストールを担当したした群馬県のGarage Aでサウンド&カスタムの知識を注入中だ。
◆いきなりレベルの高いラゲッジインストールを実施
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《ハリアーへの乗り換えがオーディオに強く興味を持つきっかけとなったオーナー。さまざまなオーディオの知識も急速に吸収中だ。》
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《パープルをイメージカラーに使ったラゲッジ。オーナーの中ではGarage Aのイメージカラーだったことからチョイス。》
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《グラウンドゼロのサブウーファーとパワーアンプ×2台を整然とレイアウトしたラゲッジはフラットでシンプルなデザイン。》
以前乗っていたクルマではスピーカー交換とチューンナップウーファーを使ってオーディオを楽しんでいたというちゅーゆう28号さん。しかし現在の愛車であるハリアーに乗り換えてから状況は一変。ハリアー関連のWebを通じて知り合った仲間がオーディオファンだったこともあって一気に興味がオーディオに向いたという。実際に友人のクルマを聴かせてもらった感想は「グラウンドゼロが付いていたんですが、とにかく聞いてびっくり。こんな世界があるんだ!」。そうして紹介してもらったプロショップが群馬県のGarage Aだった。同店に行って有名ユーザーの車両をカスタム処理を見たり、高音質なサウンドを聞いたりすると、ますますオーディオの魅力に引き込まれていったという。
そうして作り上げたのがこのラゲッジだ。ラゲッジのデザインテーマはシンプル。フラットなスペースに2台のパワーアンプとサブウーファーを整然とレイアウト。要所にパープルを使ったのは,オーナーの頭の中ではGarage A=パープルというイメージができあがっていたから。シルバーをメインカラーにしたグラウンドゼロのユニットにパープルの人工スエード、さらにはブラックのレザーを組み合わせた落ち着いたカラーコンビネーションで、ひときわオーディオユニットを引き立たせているのがこのデザインの見どころ。
◆最初に聴いて衝撃を受けたグラウンドゼロのユニットで統一
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《サブウーファーにはグラウンドゼロのGZHW30Xをチョイス。周囲にフレームを備えた一段落とし込んだバッフル面が特徴的。》
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《フロア下には十分な容量を確保したエンクロージャーを設置。フラットなフロアを確保するために床下の処理はムダを省いた。》
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《グラウンドゼロのパワーアンプGZHA4200XII+GZHA2400XIIをインストール。横につなげてレイアウトするシンプルな処理が美しい。》
ユニットに選んだのはグラウンドゼロのパワーアンプであるGZHA4200XII+GZHA2400XIIと同じくグラウンドゼロのサブウーファーであるGZHW30X。グラウンドゼロをチョイスした理由はハリアー仲間の友人や、Garage Aで聴いたタントにグラウンドゼロが用いられていたことが決め手となった。「最初に音を聴いて衝撃を受けたのがグラウンドゼロだったので即決定しました」。ラゲッジ後部にサブウーファーをインストール。フロアから一段落とし込んでバッフル面を作っているのも独特のデザイン。30cm口径のユニットは1発でも存在感十分だ。パープルのバッフル&グリル部にシルバーの振動板を持ったサブウーファーのコンビネーションもデザイン的にも美しく収まっている。
ラゲッジ前方にレイアウトされるのがグラウンドゼロのパワーアンプ×2台。GAHZシリーズのパワーアンプを横に2台並べて一体化するデザイン処理を採用。ここでも2台のアンプを取り囲むフレームにはパープルの人工スエードを使った処理を施している。サブウーファーの振動板とパワーアンプのボディ色として用いられているシルバーを効果的に使ったデザイン処理も見どころとなっている。
◆バッフル面に奥行きを持たせラゲッジに立体感を演出する
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《サウウーファーは側面からLEDでライトアップされる。振動板のシルバーが浮かび上がる仕組みでナイトシーンでのアピール度も満点。》
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《レーザーカットを施した転写シートを使ったロゴ処理。シャープなロゴに加えて自在のカラーコンビネーションが選べるのが魅力。》
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《フロア下にはヘリックスのDSP-PROをインストール。多彩な調整機能で狙ったサウンドを引き出すのもオーナーの望みだった。》
各部のデザイン処理にひと工夫あるのがこのクルマの見どころ。フロア面から一段落とし込んだサブウーファーのバッフル面はデザイン的にも独特のムード。加えて間接照明を使ってサブウーファーの振動板をライトアップするためにも効果的なカスタム処理となった。ナイトシーンでシルバーの振動板が照らし出される様子は昼間の雰囲気とはまた違うラゲッジの表情を見せる。さらにラゲッジ後方に設置したショップロゴにもひと工夫あり。レーザーを使った処理は数多いが、これは転写シートをレーザーカットして、人工スエードの上から貼り付けるという手の込んだ加工を施したもの。パープル×シルバーのコンビネーションを作り上げているのも転写シートを使っているから可能になったスタイル。
ハリアーに乗り換えてからオーディオユニットやカスタムインストールの進化が止まらないオーナー。ラゲッジのデザインもこれが完成形では無く、今後を見据えた計画が既に進行中だという。次回はオーナーが他のクルマを聴いて衝撃を受けたという高音質を、そっくり愛車で再現したフロントステージを紹介していくこととしよう。