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【プロショップ訪問記】Warps<ワープス>(広島県)「カーオーディオの楽しみ方は人それぞれ。要は、ライフスタイルに合っているかどうか」

カーオーディオショップ訪問記

Warps<ワープス>(広島県)全 6 枚写真をすべて見る

山陽自動車道高屋ICから南へ約4km下った国道2号線沿いに店舗を構える、カーオーディオ・ドレスアップ専門店「Warps(ワープス)」。設立は2016年の3月という、新進気鋭のカーオーディオプロショップだ。

代表を務めているのは沖田克也さん。沖田さんは、経験豊富なインストーラーだ。独立する前には2店のカーオーディオプロショップで計10年にわたり、数多くのオーディオカーを製作してきた。

なお「Warps」は、沖田さんが以前に務めていたショップのカーオーディオ部門を引き継ぐ形でスタートしている。なのでお店に集うユーザーたちの多くは、以前からの常連であり、気心のしれた“仲間”のような存在だ。オープンにあたっては、ユーザーたちがさまざまな形で沖田さんを盛り立てた。ショールームの床材の調達から開店準備作業のもろもろに至るまで、多大なサポートを受けたと、沖田さんは述懐する。

そんなアットホームな「Warps」を、沖田さんはどのようなポリシーを持って運営しているのだろうか。

「固定概念を持たないように努めています。こうでなくてはいけないとは考えず、お客様がやりたいと思うことをサポートしていきたいと思っているんです。

例えば、トランクだけを作り込んでフロントスピーカーは純正のままという形は、普通に考えたらアンバランスですから、あまりお薦めできるアプローチではありません。しかし、まずはその形でもいいと思うんです。最初からすべてを仕上げる必要はないですから。今やりたいと思っていることに、制限をかけたくはないですし、無理をさせたくもないんです。

カーオーディオにはいろいろな楽しみ方があります。要は、それぞれのライフスタイルに合っているかどうかだと思うんです。それぞれが楽しいと思えれば、それが正解だと思うんですよね」

次には、若いユーザー達と接する上で心がけていることをお訊きした。

「一緒になってわいわい楽しむようにしています。せっかくカーオーディオを組んだのですから、その後に楽しいことが起こらないとつまらない。友達ができたり、仲間とイベントに行って楽しめたり。付けた後の楽しみも提供していきたいと思っているんです。むしろそちらのほうが大事なのかもしれません」

ところで沖田さんは、以下のような気配りも実践している。

「彼女を連れて来る方も多いのですが、そのときに彼女が“つまらない”と感じてしまってはダメなんですね。そんな思いをさせると、次からショップに来にくくなる。なので、彼女が退屈しないように気を配っています。お菓子を豊富に用意して(笑)、ショールームのTVでは映画をかけて、くつろげるようにしています。DVDの持ち込みも歓迎しています」

さらには、こんなお話も訊くことができた。

「当店では、新規のお客様に対して、常連の方が接客してくださったりするんですよ。『カーオーディオを付けると通勤が楽しくなるよ。大きな音で好きな音楽を聴くと、会社で嫌なことがあってもスッキリするよ』とか、話してくださるんです。そんな風に言っていただけるとうれしくなりますね。カーオーディオで、日々の暮らしをより楽しいものにしていただきたいと思っていますから。

カーオーディオと聞くと、お金がかかるイメージがあると思うのですが、1万円からでもできることがあります。『これだけしかないけど、これでできることを』と言われると、やる気がでます(笑)。気軽な気持ちでご相談いただきたいですね」

「Warps」に来れば、どんなオーダーであっても、親身になって相談に乗ってもらえるはずだ。カーオーディオを始めたいけれどもプロショップは敷居が高い、と思っていたアナタは、ぜひぜひ「Warps」まで。頼れる沖田さんと、楽しい仲間たちが待っている。

《text:太田祥三》

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