2016年5月29日、千葉県のロングウッドステーションで『ACG2016 in 関東』が開催された。中四国、東北、中部、九州、関西そしてファイナルへと続くACG全7開催の初っぱなを飾るにふさわしい大盛況のイベントとなった。
同イベントには、シーズンインを待ちかねたエントラント達が出場。ACGドレスアップやEMMA、dBドラッグレーシングなどのコンペに加え、今シーズンから新たにクラリオンのユニットによるフルデジタルクラスも新設され、ますますの盛り上がりを見せたACGとなった!
MAZDA・アクセラ(オーナー/モリノクマさん)by Warps







ボストンのスピーカーのサウンドが大好きでカーオーディオの魅力にはまったというモリノクマさん。その良さを引き出すためにシステムアップを続けている。現在の仕様はボストンのSPZスピーカーにSPGのサブウーファーを組み合わせ、同じくボストンのパワーアンプで駆動、ヘッドユニットにはビーウィズMM1-D、プロセッサーにはビーウィズSTATE A-1を組み合わせる。エレクトロニック・ダンス・ミュージックからJ-POPまでジャンルを選ばずがんがん鳴らして楽しめるのがボストンの魅力だという。そんなサウンドを周辺システムを駆使して一層高めている最中だという。
NISSAN・ティーダ(オーナー/青山鉄馬さん)by くるまや工房






スピーカー & パワーアンプをイメージダイナミクスのユニット群でかためた青山さん。フロントスピーカーにはCSX64V2をチョイス、中低域の力強さと女性ボーカルの伸びやかな高域再生を重視している。サウンドの調整はカロッツェリアのサイバーナビをヘッドユニットに、フロント出力をミッドバスに、リア出力をトゥイーターに割り当て、きっちりタイムアライメントも調整済み。今回は腕試し感覚でEMMAチャレンジに出場することにしたという。
SUZUKI・ワゴンRスティングレー(オーナー/笠原佑樹さん)by lc sound factory






ACG開催前日に仕上がったという出来たてほやほやのワゴンRでACGドレスアップ・軽カークラスに出場した笠原さん。ラゲッジのインストールには特にこだわりが強く、ロックフォード・プライムのパワーアンプ・R300×4、R150×2、R500×1Dの3台をチョイス、フロアから上向かって順にアンプサイズが大きくなるレイアウトにこだわってインストールしたという。フロントスピーカーはロックフォードのT1をチョイスしパンチのあるサウンドを披露。
MAZDA・フレアクロスオーバー(オーナー/細野浩史さん)by Garage A







純正デザインを崩さないデザインを各部に施したのが細野さんのこだわり。ナビの下部に1DINスペースを追加するためハザードスイッチなどを下方向にごっそり移植、取り付けるカロッツェリアDEH-P01は表示部のみをビルトインし、CDメカ部は分離してステアリングコラム下部に埋め込むというワザも投入。ロックフォードP3SD4-10のサブウーファーは、バッフルをダッシュと同じホワイトでペイントすることで内装の統一感を高めているのも見どころだ。
HONDA・レジェンドクーペ(オーナー/久保哲也さん)by Sound Evolution ZEROBIT







ハイレゾ・ウォークマンの音源をDDC(デジタル・デジタルコンバーター)を使ってSPDIFに変換して、ヘリックスのDSP-PROにインプットするハイレゾ再生システムを構築した久保さん。フォーカルのKRX・3ウェイをフロントスピーカーに、サブウーファーはロックフォードのP3D412をシステムする。リアトレーにはイートンのSRシリーズのパワーアンプを3台並べ、フロント3ウェイをマルチアンプシステムで駆動する。
TOYOTA・bB(オーナー/小杉正弘さん)by カスタマイズファクトリーNACKS







立体感を強調したラゲッジデザインが自慢の小杉さん。ロックフォードのT0×2発やパンチプロの外向きスピーカーをセットしたラゲッジだが、大人っぽいコーディネートももう一つのテーマとなった。ブルーの人工スエードを使って落ち着いたカラーリングを施しているのも印象的。フロントスピーカーにはロックフォードのT5をチョイス、サイバーナビからロックフォードの3SITYへと伝送するシステムデザインでサウンドをまとめる。
SUBARU・レガシィアウトバック(オーナー/嶋森賢治さん)by アークライド






普段は仕事に使っているクルマに高音質なオーディオシステムを投入している嶋森さん。フロントスピーカーに選んだはRSオーディオのRevelation HAC、オーナーはこのスピーカーのデモ機を、なんと7時間も聞き込んだというほどRSオーディオのサウンドに惚れ込んだという。ボーカルなどがくっきり浮き出しながらも、聞き疲れしない音がとにかくお気に入り。音の深み、力強さ、醸し出す雰囲気と、どこをとっても満足感が高いスピーカーだという。
HONDA・ストリーム(オーナー/阿部弘樹さん)by SOUND WAVE







EMMA仕様でどこまで心地よいサウンドを追求できるかをテーマにしたという阿部さん。キーワードはグラウンドゼロのスピーカー・GZPC-163SQLTD(ネットワークは日本で8台限定)の使用だ。低域までしっかり鳴るバランスの良さに惚れ込んでの同モデルを採用、グラウンドゼロ・リファレンスのパワーアンプでしっかりトルクをかけて駆動する。ラゲッジには15インチのサブウーファーやアンプ類が詰め込まれ、魅せる効果も満点だ。
SUZUKI・エブリイ(オーナー/五十嵐浩昭さん)by CAR-Fi






ドアオープン & ゲートオープン時にど迫力のサウンドを再生することを目指した五十嵐さん。フロントドアにはロックフォード・パンチプロの10インチとトゥイーター、さらにダッシュのエアコン吹き出し口にパンチプロの小型ツイーターをビルトインする。アンプ群はリアシートの足もとスペースを使ってグラウンドゼロのアンプ群を贅沢にレイアウト。さらにサブウーファーはGZHW38Xの15インチを2発セットして大音量をしっかり鳴らし切る。