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【話題の製品聴いてきた!】驚きの超薄型ハイエンドスピーカー登場

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薄い、とにかく薄いスピーカー。しかもハイエンドと呼べる実力を持つ製品がイスラエルブランドであるmorelから発売された。

その奥行きは17mmで、この寸法であれば今までスピーカー交換が出来なかったクルマでも確実に取り付け出来る寸法である。実際にそのスピーカーの実力を知るべく、大阪府高石市にあるイーストを訪ねてきた。

この薄型スピーカーを装着していたのはTOYOTA ヴェルファイア。ソースユニットには高音質CDソースユニットであるcarrozzeria DEH-P01で付属の6chパワーアンプを使い、注目の製品であるmorel VIRTUS NANO602と主に中域を担当するスコーカーを追加してフロント3wayとしている。ラゲッジには低域を支えるサブウーファーとパワーアンプを設置する。製品総額約40万円となるシステムだ。

その音は非常に自然でクリアに広がっていて、ダッシュボードのセンターで歌うヴォーカルが凄く生々しい。付属アンプということで非力なのか? と心配したのだが、しっかりとした応答性で解像感を保ちながら音楽を紡ぎ上げている。スピーカーが超薄型ということで低域が薄くなりそうな予想をしていたが、これも見事に裏切られ想像以上にしっかりとした低域が再生される。しっとりとした曲から激しい曲までどのジャンルを聴いても破綻することなく再生してくれるのが好ましい。

一通り試聴を終えてからイースト店長である藤原氏と話をすると、このスピーカーのメリットは、薄いのは当然の事だが付帯音の少なさが大きなメリットだと感じたそうで、本来であればこのクラスのスピーカーともなると、ドアの制振・防音加工をキッチリと行う事が多いのだが、このスピーカーであれば価格の安いある程度の制振・防音加工でも能力を発揮させることが出来るそうだ。まずはソースユニットの内蔵アンプを使って楽しみ、その先の高音質が欲しくなったらスコーカーの追加や外部アンプを追加するなどステップアップの提案も幅広くなるので無駄が無いのも強みだという。

今までドアの形状でスピーカー交換が出来なかったクルマや、加工を最小限にとどめたいユーザーにとっては待ちに待った待望の製品と言えるであろう。

《text:藤澤純一》

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