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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! CHRYSLER 300C(オーナー・小俣 煇さん) by カスタマイズファクトリーNACKS 後編

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! CHRYSLER 300C(オーナー・小俣 煇さん) by カスタマイズファクトリーNACKS 後編全 10 枚写真をすべて見る

前回お伝えしたトランクルームの外向きオーディオに加え、キャビン内にアーチ状の造形物をデザインした300C。埼玉県のカスタマイズファクトリーNACKSが作り上げたカスタムは、キャビンのすみずみにまで手の込んだ加工を施した珠玉のクルマとなった。

後席に伸びるアーチデザインに
細かな処理を加えてインパクトUP!

車内空間を見て強烈なインパクトを受けるのは後部座席のセンター部を貫いて設置された巨大なアーチデザインだ。オーナー自らがアイデアを出したというこの形状、トランクルームからつながるセンターピラーを車室内側にも貫通させたように見せるトータルコンセプトに溢れるカスタム処理だ。

アーチには両サイドに小型モニターをビルトインし、ただでさえインパクトの強いアーチデザインを一層盛り上げる。またアーチのトップ面はパープル色でペイント処理、インテリアのテーマカラーでもあるパープルを効果的に使うことで内装各部との統一感もピタリと決まる。アーチ後方にはブラックホールをビルトインしルーフ側につながるアーチデザインと接続しているのも印象的な処理。さらに前方のマウントをアクリルとすることであたかもアーチが車内に浮かんでいるような感覚を与える特殊効果も生み出した。

ルーフ側にもアーチにつながるデザインを施す。後部と前部にはアルミを使いグラインダーアートで処理。コクピット上部はアクリルを使いヘッドクリアランスを確保して乗員の圧迫感を無くしているのも狙い。コクピットの上部にはスイッチを集中してビルトインするなど、機能的な装備としているところも見どころだ。

ミッドバスをデュアル使いし
ドアのデザインインパクトもMax

フロントステージはロックフォードのT2652-Sをデュアルでインストールするパワフルな仕様。ドアのミッドバスはパープルのグリルにアクリルリングによるライティング処理を施し、デュアル組みをより一層アピールしている。

Aピラーにはトゥイーターをインストール、ピラー上部には3.5インチモニターを2枚ビルトインし単調なデザインでは終わらせることがない。グローブボックスにも小型モニターをズラリと一直線に並べ、ダッシュ~ピラーへのデザインの統一感も決まってる。

◆ダッシュ上のアクリル&アルミ使いなど
随所に見られる斬新なアイデアが光る

コクピットの中でひときわ異彩を放つのがダッシュ上のデザインだ。純正スピーカーが埋め込まれていたダッシュ上部の穴を塞ぐ意味からカスタムを開始。両端のスピーカーホールをつなぐようにアクリルを設置し、グリル部分にはアルミ+アクリル+人工スエードを多層に積み重ねるという手の込んだカスタムが施されている。

キャビンの中でも手を付けにくいダッシュ上という難敵を、大胆なアクリル使いで克服したこのアイデア。派手さだけを追求するのではなく、落ち着いたフォルムを作り出した点も自慢のポイントだ。

デザイン、光り物、素材使いを駆使することでどこにもないカスタムを完成させた300C。卓抜したアイデアと手の込んだカスタム処理でオーディオとカスタムを見事に融合させた。カスタムオーディオを目指すユーザーに参考になる絶品カスタムと言えるだろう。

《text:土田康弘》

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