全国トップレベルのサウンドコンテストとして毎年大阪府の南港ATC(ピロティ広場)で開催されているまいど大阪秋の車音祭は11月1日(日)に12回目が開催された。
参加者全員が真剣勝負で、自慢のカーオーディオを表現する場として、より良い音を追求する場として各地から参加者が集まってくるコンテストだ。その中からPush on! Mycar-life登録店エントリーユーザーをご紹介していく。
LEXUS NX(オーナー/Iさん)by AVカンサイ 堺店






このイベントの主催ショップの1軒であるAVカンサイ 堺店からサウンドA、サウンドB、サウンドBファーストクラスにエントリーしたIさんのNX。ソースユニットはcarrozzeria DEH-P01として、morelの3way+サブウーファーをaudisonとETONのパワーアンプでドライブするシステム。特に印象的だったのがAピラーに埋め込まれたトゥイーターとスコーカーで、ラインを崩さず美しくインストールされている。ミッドバスはインナーなのだが、こもった感じが無くクリアで高品位な音を奏でている。音の良さは当然なのだが、見た目でも高いプロショップクォリティーを感じさせるクルマであった。
VOLVO V40(オーナー/東 和廣さん)by イースト




こちらも主催ショップの一軒であるイーストからサウンドCクラスにエントリーした東さんのV40。ソースユニットは純正+アンプ内蔵型プロセッサーを使ってフロント3wayシステムをmorelで構築している。最近はソースユニットを交換しづらいクルマが多く大がかりな加工が必要な事があったが、質の良いアンプ内蔵プロセッサーが登場しているおかげで純正を活かしたシステム構築が可能となり、品良くフラットな音調は非常に好印象。これからのカーオーディオの形を提案する1台だと感じた。
NISSAN JUKE(オーナー/永松 智さん)by ウェイブトゥポート





鳥取県のウェイブトゥポートからファーストC、サウンドCクラスにエントリーした永松さんのジューク。ソースユニットは発売してから大きな話題を呼んでいるDIATONEサウンドナビ100PREMIを装着して、REオーディオの2way+サブウーファーを鳴らしている。やはりS/Nの高さは素晴らしく、しっかりとメリハリが効いたサウンドは楽しい気持ちにさせてくれる。そのメリハリ感は雑っぽさはなく、質も伴った高品位なサウンドであった。
NISSAN ELGRAND(オーナー/坂口 学さん)by ブリーズ







奈良県のブリーズからサウンドB、ファーストBクラスにエントリーした坂口さんのエルグランド。ソースユニットはALPINEのPXA-H800+RUX-C800を軸にCDチェンジャーとBEWITH MM-1Dを使用する。スピーカーはFLUXの3wayを使い、助手席足下に小型サブウーファーをインストールして、HELIXのパワーアンプで駆動するシステム。想像していた音とは違い少しウェットさを持った艶やかな音調で細部の表現力も高い。トーンバランスも良く製作ショップの特長がしっかりと活かされているクルマであった。
DAIHATSU Tanto CUSTOM(オーナー/和田 咲子さん)by ガレージA






群馬県のガレージAからサウンドB、ファーストBクラスにエントリーした和田さんのタントカスタム。話題のハイレゾを再生すべく選ばれたユニット群は、HELIX Proを中心としてHDD・iPod・Wi-Fiと最先端のソースユニットを操る。スピーカーはグランドゼロの2way+SWで、同ブランドパワーアンプとRockford FosgateのパワーアンプをSW用に使用する。しっかりと調整されたスピーカーは繋がりよく中抜け感も無くしっかりと厚みを持った再生。芯がありながらしっかりと前方定位したサブウーファーが心地よい正しくHi-Fiサウンドのクルマであった。