上質で流麗なデザインを備えたレイズ「HOMURA 2×9R」に、コンパクトSUVへ適合する18インチと19インチが加わった。足もとを上品に格上げしたいSUVユーザーは注目の追加サイズだ。
コンパクトSUV市場は近年ますます盛り上がりを見せ、各メーカーから人気モデルが次々と登場している。『ヴェゼル』『ZR-V』『WR-V』といったHonda勢に加え、『カローラクロス』や『RAV4』などトヨタ車を見ても、コンパクトからミドルサイズのSUVが高い支持を集めていることがわかる。
そんなコンパクトSUVの増加にともない、愛車を自分らしく仕立てたいという個性化のニーズも高まっている。そこでホムラブランドが動き、まず着手したのが「2×9R」のサイズ追加だった。18インチと19インチ(18×7.5J、19×8.0J)にコンパクトSUV対応サイズを設定し、幅広い車種をカバーするラインアップへと進化した。なお、ミドルサイズミニバンに適合するサイズも含まれているのが嬉しいところだ。
コンパクトSUVにホムラ「2×9R」が似合う理由
そもそもコンパクトSUVは、アウトドアやレジャー志向の強いカテゴリーとして発展してきた。しかし登録台数が急増した昨今では用途も多様化し、街乗り中心でラグジュアリー志向の車両として選ばれるケースも増えている。そんなニーズにぴたりと合うホイールが、ホムラ「2×9R」だ。
2×9のクロススポークを採用したメッシュデザインは、上質さと流麗さを足もとに与えるのに最適なモデルである。ホムラには「2×5」「2×7」「2×10」「2×15」など、目の粗さや細かさが異なる複数のモデルがそろう。その中で中間的な存在となるのが「2×9R」だ。
ホムラ各モデルの傾向を簡単に説明すると、スポーク数が少ない粗めのディスク面は密度感が薄くスポーティな印象になりやすい。一方で10本、15本といった多スポークは凝縮感のあるディスク面となり、重厚なデザインになりやすい。その点、コンパクトSUVにフィットする絶妙な密度感を考えると、2×9という構成がちょうどいい。“程よい密度感”を足もとに与えるには、「2×9R」が最適だと判断された理由がここにある。
ホムラ「2×9R」は新たなスタンダードを示すデザイン
ホムラの中でも定番モデルとなっている「2×9R」だが、あらためてその魅力を見ていこう。同社がこのモデルを“NEW STANDARD”とうたうのには明確な理由がある。従来のホムラは、流れるようなラインを生かした流麗さを追求してきた。対して「2×9R」は、その流麗さにスクエア感やエッジ感といった角のイメージを取り入れている。ここがホムラの新たなスタンダードを感じさせるポイントだ。
具体的に注目したいのは、スポークがリムに接合する部分である。Y字形状のスポーク先端は単純な形ではなく、エッジを持たせた多面形状のパネル面を備えている。これがホムラでいうスクエア×ヘキサゴンの意匠だ。リム側からホイール内側へ向かって伸びるヒレ状のデザインが印象的で、この造形があることでエッジ感を強調したホイール外周となっているのが2×9Rらしい特徴となっている。
またスポーク先端はテーパー状に細く絞り込まれ、リムオーバーで接合するデザインを採用。これにより大径感と繊細さをいっそう強調している。さらにスポークエンドをサイドから見ると、スポーク下にはアンダーカットが施されていることもわかる。軽快さを表現しつつ、立体感あるディスクデザインを実現した質感の高い仕上がりだ。
細部の造形と高級感がコンパクトSUVの足もとを格上げする
もうひとつの見どころは、スポークそのものの造形だ。Y字形状のスポークをよく見ると、角の部分が鋭角に立てられていることがわかる。これによりホイール全体のスクエアイメージがさらに強調される。加えてスポーク側面にはえぐり加工も施されており、面に抑揚を持たせることで単調さを避け、動きのあるフォルムに仕上げている。
ディスク全体に目を向けても「2×9R」は独特のフォルムを持つ。それが印象的なコンケーブラインだ。センターパートからスポークエンドへ向かってなだらかに弧を描く一般的なコンケーブとは異なり、「2×9R」はY字スポークの接点まではストレートに立ち上がり、そこから鋭角に屈曲して外周でラウンドフォルムを描く。これもまた、ホイール全体でエッジ感を強調するためのデザイン処理であることが理解できるだろう。
細部の仕上げが上質なのもホムラブランド全般に通じる美点であり、「2×9R」のセンターキャップもそのひとつだ。GENERAL CAPと呼ばれるセンターキャップは、黒のレンズにRAYSロゴを浮かび上がらせる高品質なパーツで、これだけでもホイール全体をワンランク上に見せてくれる。さらにリムフランジには、同社の特許技術であるA.M.T.(アドバンスドマシニングテクノロジー)を用いてHOMURAやRAYSの文字がマシニング加工されている。こうした細部の処理も質感の高さを物語るポイントだ。
従来からミニバン、SUV、セダンなどのラグジュアリーなコーディネートにフィットしてきたホムラ「2×9R」だが、今回新たにコンパクトSUV向けサイズを追加したことで、さらに多くのユーザーがその魅力を味わえるようになった。コンパクトSUVの足もとにワンランク上のラグジュアリーテイストを取り入れたいと考えているユーザーにとって、見逃せないサイズ追加といえるだろう。
RAYS HOMURA 2×9Rの詳細はこちら《text:土田康弘》