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雨の日の視界が変わる ガラス撥水処理をDIYで続けたくなる理由~Weeklyメンテナンス~

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この記事で解決することは、ガラス撥水剤の選び方と施工のコツ、シリコン系とフッ素系の違い、そして雨の日でも快適に運転するためのメンテナンス方法を知ることだ。

DIYで実施するメンテナンスの定番メニューのひとつがガラス撥水処理である。定期的な施工が必要で、比較的ハードルが低いのが特徴だ。シャンプーやワックスとあわせて施工しておけば、雨水をコロコロした水滴にして流しやすい撥水性を維持できる。

ガラス面を撥水処理することで、雨天時のワイパー操作を減らせるのは今やポピュラーになっている。とくに高速道路ではその効果がわかりやすく、コロコロスルスルと雨水が流れ落ちる様子は見ていて気持ちの良いものだ。この状態に慣れると、撥水性能が落ちてきたときに違和感を覚える人も多いだろう。ただし、高い撥水性を維持するには定期的なメンテナンスが欠かせない。

◆ガラス撥水剤のメリットと基本効果

ガラス撥水剤は、その名の通りフロントウインドウの撥水性を高めるケミカルである。一定速度以上であれば、雨天時にワイパーの使用頻度を減らせるのが大きなメリットだ。雨の日の視界確保を助け、快適なドライブを支える実用的なアイテムである。

一方で、どの製品にも効果が持続する期間がある。耐久性は3か月~1年程度とされることが多く、パッケージにも目安が記載されている。つまり、洗車を数回したら再施工を検討したいということだ。

そこで注目したいのが、ボディとガラスを同時にコーティングできるアイテムである。たとえばソフト99のレインドロップのような製品なら、洗車後の仕上げでボディとガラスをまとめて施工でき、ガラスの撥水性も手軽に維持できる。ボディ用ワックスやコーティングとは別に、あらためてガラス撥水剤を塗る必要がないため、洗車やメンテナンスの時短を重視するユーザーには相性の良い選択肢である。

◆シリコン系とフッ素系の違い

それでも、ガラスに対してしっかり専用品を施工したいなら、従来タイプのガラス撥水剤を選ぶ方法がある。その際に意識したいのが、シリコン系とフッ素系の違いだ。パッケージを見ると、商品によってこの2種類に分かれているのがわかる。同じメーカーでも両方を展開しているケースがある。

大まかな違いは次の通りである。

シリコン系

・撥水性能が高い
・水を強くはじきやすい
・コロコロと水滴が流れやすい
・耐久性はやや短めで2か月程度が目安

フッ素系

・撥水性能の持続力が高い
・1年程度の耐久性をうたうモデルもある
・絶対的な撥水力はシリコン系に一歩譲る傾向
・施工回数を減らしたい人に向く

つまり、強い撥水を重視するならシリコン系、長持ちを重視するならフッ素系という選び方が基本である。

◆ガラス撥水処理の施工前に必要な下地作り

ガラス撥水剤をしっかり効かせるには、施工前の下地作りが重要である。汚れたガラスにそのまま塗っても、効果は限定的だ。まずはガラス面をきれいにリフレッシュするのが基本である。

とくに注意したいのが油膜だ。雨の日にフロントウインドウがギラギラして見えにくくなる原因のひとつがこの油膜である。走行を重ねるうちに少しずつ堆積していくため、撥水処理の前に油膜除去剤でクリアな状態に整えておくと、撥水効果と耐久性の両方が高まりやすくなる。

◆施工時の注意点と失敗対策

施工時にもうひとつ気を付けたいのが、ガラス以外のボディや塗装面に付着させないことだ。ガラス撥水剤が塗装面に付いたまま放置されると、焼き付きによってシミになることがある。

もし付着してしまった場合は、放置せず すぐに洗い流すのが基本である。施工を急ぐより、少量ずつ確実に塗るほうが失敗を防ぎやすい。

なお、ガラス撥水処理にはメリットだけでなく注意点もある。高い撥水性は快適だが、効果が落ちれば再施工が必要であり、下地処理を省くと性能が十分に出ないこともある。だからこそ、手軽さだけで選ばず、施工頻度 耐久性 仕上がりのバランスでアイテムを選ぶことが大切である。

◆自分に合ったガラス撥水剤を選ぶコツ

洗車に次ぐ愛車の定番作業であるガラス撥水処理。施工の手軽さを重視するのか、強い撥水性能を求めるのか、それとも耐久性を優先するのかで選ぶべき製品は変わる。

洗車のたびに手軽に仕上げたいなら同時施工タイプ、しっかりした撥水を求めるならシリコン系、長持ち重視ならフッ素系というように、自分のライフスタイルに合ったガラス撥水剤を選ぶのがおすすめである。適切な下地処理と定期的な再施工を意識して、雨の日でも視界の良い快適なドライブに備えたい。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後、出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務し、独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連など幅広い分野でライティングを手がけてきた。カーオーディオ雑誌の編集長も請け負い、現在もカーオーディオをはじめとした執筆活動を中心に活躍中。

《text:土田康弘》

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