HKSがスポーツサスペンション「ハイパーマックス R」にマツダ『ロードスター』用のラインナップを追加、販売を開始した。税込み価格は33万4400円。
適合車種はユーノス・ロードスター(初代・NA6CE/NA8C 1989年1月~1998年1月)、マツダ・ロードスター(2代目・NB6C/NB8C 1998年1月~2005年8月)。
ハイパーマックス RはHKSがこれまで培ってきた技術力を集結し、新たなシリーズとして進化させたサスペンション製品。今回発売されたNA/NBロードスター用には最新技術を盛り込み、日常走行に必要な快適性を確保しながらも、可能な限りスプリングレートと減衰力を高めている。
フロントにはスプリングリテーナーを採用し、サイドフォースを低減。これにより足回りのスムーズな動きをサポートし、走行性能と路面追従性を向上させている。
一方、NA/NBロードスターはリアサスペンション長が短く、リアストロークが確保し難いため、リアはあえてスプリングリテーナー無しとすることで、ヘルパースプリングのスペースを確保。FRに求められるできる限り多くのリア側伸びストロークを用意し、トラクション性能の向上やショートホイールベース車で発生しやすい急激な挙動変化を抑制。サーキット走行時にはイン側リアタイヤのグリップを最大限に引き出せるよう設計されている
スポーティで軽快なコーナリング性能により、ワインディングでもサーキットでも、思いのままに駆け抜ける爽快な乗り味を追求したサスペンションとなっている。
《text:ヤマブキデザイン》