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アバルトに最強ホイールのボルクレーシング4選! ホイールでアバルトのパフォーマンスを限界まで引き上げよう

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レイズ VOLK RACING TE37 SONIC SL ×フィアット アバルト全 16 枚写真をすべて見る

サーキットをスポーツ走行するユーザーに絶大な信頼を受けるRAYS(レイズ)のホイール。レイズのフラッグシップである「VOLK RACING」(ボルクレーシング)は、鍛造によるハイパフォーマンスとデザイン性が多くのユーザーの心を掴んでいる。そんなボルクレーシングが近年ラインアップを充実させるのが『アバルト』向けの適合サイズだ。

待ち望まれたアバルト対応のハイパフォーマンスホイール

アバルトはハイパフォーマンスなホットハッチとして、クルマ好きはもちろんサーキットをスポーツ走行する走り系のユーザーにも高く評価されていて、コンパクトで手軽なモデルであることや高いデザイン性とも相まってユーザー層がじわじわと増えつつあるカテゴリーになっている。

しかしP.C.D.=98という特殊な設定もあって、“サーキットも走れるハイパフォーマンスなホイールの選択肢がない”というユーザーからの不満の声が多かったのも事実。そこでボルクレーシングが『アバルト595』や『アバルト500』『アバルト500e』などに適合してスポーツ走行の足もとを支えるホイール群を提供しているので注目した。

現在ボルクレーシングではアバルト適合のホイールが4モデル用意されているが、従来からあった3モデルに加えて先頃新たに「TE37 SONIC SL」がサイズ追加を受けてアバルト適合モデルに仲間入りを果たした。

いずれも鍛造1ピースによるハイパフォーマンスなモデルであり、複数モデルからお目当ての1本が選べるアバルトオーナーにとっては願ってもない環境ができあがっていて、具体的には適合サイズ(チューナーサイズ含む)がラインアップされている「TE37 SONIC SL」「TE37 SAGA SL」「CE28N-Plus」「ZE40」の4モデルだ。

6本スポークから10本スポークまで好みで選べるハイパフォーマンスホイール

定番の6本スポークを選ぶならTE37系があるが、軽量に特化したSONIC SLと高剛性なSAGA SLが選べるのも贅沢。TE37はボルクレーシングの顔でもあることからも定番デザイン&質実剛健なフォルムを選ぶなら両モデルに注目だし、しかもSL=Super Lapのモデルが用意されているのもアバルトのスポーツ性を鑑みた設定となている。

一方スタイリッシュさを足もとに注入したいなら、細身の10本スポークを備えた「CE28N-Plus」の選択肢もありで、軽量モデルであることもコンパクトなホットハッチとの相性もぴったりだろう。そして同じ10本スポークでも、大パワーを受け止めるストロング系のモデルが欲しいなら「ZE40」が用意されているので、目的やデザイン性に合わせて自分のアバルトに合わせて選べるのもボルクレーシングのラインアップの充実度があるからこそだ。

アバルトへの装着を考えた時に気になるのがサイズだが、先にも紹介したP.C.D.=98のクリアはもちろんだが、新たに追加設定されたTE37 SONIC SLには16×7.5J IN32(4穴)が用意されている。

レイズではアバルト500、アバルト595、アバルト500eをターゲットとしており、ノーマル車高だとさすがに収まらないサイズであり特にフロントが厳しい設定になるものの、若干のロワードで収まるいわゆるチューナーサイズになっているが、サーキットも走り車両のモディファイを加えているユーザーであれば適度なロワードは守備範囲だと思われ問題なく履きこなせるサイズ設定と言っても良いだろう。

一方、TE37 SAGA SLCE28N-Plusはいずれも17×7.5J IN36の設定となり、いずれもチューナーサイズでTE37 SONIC SL同様に若干のロワード前提のフィッティングになる。またZE4016×7.0J IN35の純正寄り設定だけではなく、17×7.0J IN3417×7.5J IN35といったチューナーサイズも用意しているので選択肢の幅が広いモデルだ。

4モデルの個性を知ることで選択肢が広がっていく

そんな4モデルのデザイン的なポイントに付いても紹介しておこう。まずは新たにアバルト適合のサイズが追加になったボルクレーシングTE37 SONIC SL」はネーミングの末尾に付いているSLが示す通り、走りの満足感を得られる設計が込められたモデルで、センターキャップレスや各部の見直しでグラム単位の軽量化(ベースモデルとなるTE37 SONICに対して100gの軽量化)を果たし走りに磨きを掛けた。

同時にTE37の名に恥じない高い強度を備えているのは言わずもがなで、デザイン面ではスポーティさを前面に押し出すプレスドグラファイトカラーを採用しており、加えてSL独自の仕様であるスポークステッカーも備えるデザインも足もとに映える。

TE37のもう1モデルとなるのがボルクレーシングTE37 SAGA SL」。“オリジナルホイールよりも軽いこと”“レーシングコンケイブ”、さらにはダイヤモンドカットにブラッククリア仕上げを施したのがこのモデルの特徴でTE37の次世代モデルとなるSAGAにラインアップされるSLは、軽量高剛性のハイパフォーマンスホイールであることがそのスタイリングからも読み取れるだろう。

スポークステッカーを纏ったデザインもSLならではで、履きこなすだけで足もとに走りのイメージを注入できるハイスペックなモデルとなっている。

一方で軽量を前面に押し出したのがボルクレーシングCE28N-Plus」で、CE28Nシリーズは細身の10本スポークを備えたデザインを持ち、TE37とともにボルクレーシングの顔として定番化しているモデルだ。

中でもCE28N-Plusは車両の重量増やハイパワー化に対応する強度・剛性面を見直したモデルで、スポークやリムの形状・厚みなどを最新の強度解析技術をもって見直すことでハイスペックを実現したモデルなのでアバルトの足もとにも繊細なデザインがフィットするだろう。

そしてアバルト適合サイズの4モデル目はボルクレーシングZE40」。タイヤのハイグリップ化が進む中、路面からの応力を受け止めるためにホイールの剛性が求められる傾向にあるが、キャッチフレーズとして“The STRONG”とうたわれるほど、高い剛性を備えたスペックが最大の特徴となった。

このように4者4様のコンセプト、スペック、デザインを備えたボルクレーシングのアバルト適合サイズ。もちろんいずれのモデルもハイスペックを誇り高いパフォーマンスを備えたスポーツ志向のホイールばかりなのでアバルトの走りを足もとから支えるにはいずれのモデルを用いても不足は無いだろう。あとは自らのインスピレーションを信じてチョイスするだけだ。

アバルトを足元から最強にするホイール!
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《text:土田康弘》

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