アルファロメオは、コンパクトSUV『トナーレ』に、欧州で「INTENSA(インテンサ)」を設定すると発表した。スポーティな外観と高級感あふれる内装を特徴とする新モデルで、ブランドの魅力をさらに高める狙いがある。
『トナーレ インテンサ』の外観は、20インチの2トーンアルミホイールが目を引く。ライトゴールドのダイヤモンドカット仕上げとダークグレーのマット塗装を組み合わせた新デザインだ。グロスブラックのモールディングやマットダークグレーのアクセントを施したマフラーなど、スポーティな要素が随所に散りばめられている。
ボディカラーは「ロッソ アルファ」「ヴェルデ モントリオール」「ネロ アルファ」の3色が用意される。
内装では、ブラックのアルカンターラシートが採用された。コントラストの効いたレザー調ステッチや、フロントヘッドレストに刺繍されたアルファロメオのロゴなど、細部にまでこだわりが感じられる。ダッシュボードもアルカンターラ仕上げとなり、マルチカラーのアンビエントライトや2トーンステアリングホイールが上質な空間を演出している。
パワートレインは、280hpのプラグインハイブリッドQ4、160hpのハイブリッド、130hpのターボディーゼルの3種類が用意される。電子制御サスペンションやレベル2の運転支援システム、14スピーカー470WのHarman Kardonオーディオシステムなど、ハイレベルな装備も標準で搭載される。
《text:森脇稔》