BMWは新型『1シリーズ』のラインアップに、新型ディーゼルモデル「120d」を追加し、全国のBMW正規ディーラーで販売を開始した。納車は3月からを予定している。価格は508万円からだ。
120dは、最高出力110kW/4000rpm、最大トルク360Nm/1500-2500rpmを発揮する高効率な2リットル直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・クリーン・ディーゼル・エンジンを搭載している。これに7速ダブル・クラッチ・トランスミッションと48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせることで、システム・トータル最高出力120kW、システム・トータル最大トルク400Nmを実現している。
外観デザインでは、BMWとして初めて象徴的なキドニー・グリルに斜めのデザインを取り入れるとともに、立体的なプレスラインを採用することで、よりスポーティな印象に生まれ変わっている。
インテリアは、メーターパネルとコントロール・ディスプレイを一体化させ大型化。運転席側に傾けることで視認性を高め、タッチ操作による操作性を向上させたBMWカーブド・ディスプレイを採用している。また、シフトレバーを廃止し、センター・アームレストに操作系を全て納めることで、モダンな印象を高めた。
さらに、センター・コンソールにQi対応機器(スマートフォン等)を置くことで充電も可能となるなど、利便性も向上している。リアシートは大人3名が座れる空間を確保するとともに、40:20:40分割可倒シートの採用により、ラゲッジ・スペースを有効活用することが可能となっている。
BMW 120d M Sportモデルでは、アダプティブMサスペンションの搭載により、快適性と操縦性を大幅に向上させている。
《text:森脇稔》