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ロールスロイス『ゴースト・シリーズII』日本上陸、デザインを大胆刷新

自動車ニュース

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ロールスロイス・モーターカーズは26日、『ゴースト・シリーズII』の日本展開を開始したことを発表した。「ロールス・ロイス史上最も先進的でドライバー志向のエンジン搭載モデル」を謳う。

ゴーストは、新しいカテゴリーの高級車のニーズの高まりを受けて開発されたモデルで、2009年に登場。自ら運転する喜びを感じられる新時代のロールスロイスだ。

「シリーズII」として進化したゴーストは、外観デザインを大幅に刷新。ヘッドライトとデイタイムランニングライトのグラフィックが一新され、2148mmの堂々とした車幅を強調するデザインとなっている。フロントエンドには新しいクローム仕上げが施され、象徴的なパンテオン・グリルとスピリット・オブ・エクスタシー像がより印象的に配置されている。

リアビューでは、新しいテールランプを採用。サイドとリアのデザインが調和し、EVクーペの『スペクター』からインスピレーションを得たスタイリングとなっている。

新採用の22インチ、9スポークのホイールは、全面ポリッシュ仕上げ、または部分ポリッシュ仕上げから選択可能となっている。

インテリアでは、新しいピラー・トゥ・ピラーのガラスパネルに収められたセントラル・インフォメーション・ディスプレイに、高機能の「SPIRIT」オペレーティング・システムを搭載。これにより、ハードウェアからソフトウェアまで、カスタマイズの範囲が大幅に拡大。デジタルのインストルメント・ダイアルの色をインテリアやエクステリアに合わせて変更できるようになった。

さらに、エンターテインメントとコネクティビティも大幅にアップグレード。後部座席のスクリーンには最大2台のストリーミング・デバイスを接続でき、それぞれのスクリーンで独立してコンテンツを楽しむことができる。また、Wi-Fiホットスポットの機能も強化された。

パワートレインには、6.75リットルのV型12気筒ツインターボ・ガソリン・エンジンと8速ギアボックスを搭載。最大トルクはアイドリングの1000rpmからわずか600rpm上の1600rpmから発生、ロールスロイス特有の「ワフタビリティ(浮遊感)」を生み出す。

独自のアッパー・ウィッシュボーン・ダンパー・ユニットを組み込んだ「プラナー・サスペンション・システム」は、連続可変の電子制御ショック・アブソーバーやセルフレベリング機構付きの大容量エアストラット・アセンブリと連動することで、ロールスロイス特有の「マジック・カーペット・ライド」を実現する。

またサスペンションとシャーシのシステムは、カメラで前方の道路を読み取り、路面の変化に合わせてサスペンションを可変させる「フラッグベアラー・システム」によって強化。これに加え、データを利用してカーブの曲率に応じた最適なギアを選択する「サテラ
イト・エイデッド・トランスミッション」を搭載するなどにより悪路を予測。安定した走りと極めて高い静粛性を実現する。

ラインアップは、標準モデルのゴースト・シリーズIIのほか、600ps&441kWに強化された「ブラックバッジ」、全長を5715mmまで延長しリアドアとその開口部を拡張した“最上級のリア・スイート・スペース”を持つ「エクステンデッド」を揃える。

《text:レスポンス編集部》

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