ルノーは、新世代の商用EV3モデルを同時に発表。そのうちの1台が『ゴエレットE-Techエレクトリック』だ。2026年に市場投入すると発表されたこの新モデルは、1956年から10年間にわたって生産された商用車『ゴエレット』の名を付している。
ゴエレットE-Techエレクトリックは、多様なニーズに対応するため、シャシーキャブ、ボックス、ティッパーの3つのバージョンで展開される。これにより、幅広い改造や用途に対応することが可能となる。
新世代車両のフレキシブルで革新的なアーキテクチャを最大限に活用。後部セクションには特定の装備がなく、「ほぼ無限」にフィッティングやカスタマイズが可能な設計となっているという。ユーザーの特定の要件に合わせてカスタマイズできる。またランニングボードの有無で2種類が用意され、「あらゆる状況に適応できる機能的でモダンな車両となっている」とアピールする。
ゴエレットE-Techエレクトリックは、フランスのサンドゥヴィル工場で生産され、2026年に発売される予定だ。ルノーは電動化戦略の一環として、商用車市場においても積極的にEV化を進めている。
《text:森脇稔》