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ボンネットの“ベンツマーク”が帰ってきた!メルセデスベンツ『E300 エクスクルーシブ』登場[詳細画像]

自動車ニュース

メルセデスベンツ E300 ステーションワゴン エクスクルーシブ全 40 枚写真をすべて見る

メルセデスベンツの新型『Eクラス』に「エクスクルーシブ」ラインが追加された。「E300 エクスクルーシブ」として登場したこのモデルは、懐かしさも感じさせるボンネット上の通称“ベンツマーク”こと「スリーポインテッドスター」が装着されているのが特徴だ。

◆伝統的なボンネットエンブレムはエクスクルーシブ専用

この「エクスクルーシブ」ラインを設定するのは、新型Eクラスの中では「E300」のみ。E300 エクスクルーシブを特徴付けるエクステリアデザインとして、ボンネットから伸びるスリーポインテッドスターが挙げられる。メルセデスを象徴するこのエンブレム形状は、近年のモデルではあまり見られないものとなった。また、夜間や夕暮れなどでラジエーターグリルが白く光るイルミネーテッドラジエーターグリルを標準装備する。

なお「AMGラインパッケージ」では、他グレードと同様に中央のスリーポインテッドスターがグリルに一体化するものとなる。

ボディは、サイドに流れる2本のキャラクターラインが基本となり、前から後ろに流れるような伸びやかなスタイルとなっている。シンプルかつ面を強調したサイドビューのため、突起を極力排するよう、ドアハンドルが収納型になっているのもポイントだ。これは、キーを持つ人が近づいた時に、自動でせり出す仕組みになっている。

◆次世代型インテリアと暖かなレザーの質感を持つ車内空間

インテリアは、運転席側から助手席側に連続する大型のガラス面が特徴的。第三世代のMBUXはサードパーティーのアプリケーションを直接クルマに取り込めることをはじめ、多様な機能備えるがディスプレイはその機能と共に、一つの次世代型のインテリアを演出している。

「レザー・エクスクルーシブパッケージ」では、本革(ナッパレザー)シートが、キルティングとパーフォレーションを施したシートの形をなぞるダイヤモンドステッチがデザインの特徴となっている。トリムと合わさることで、後部座席に至るまで高級かつ暖かな印象の車内空間となっている。また、レザー・エクスクルーシブパッケージには、シートヒーター機能とシートベンチレーター機能(運転席・助手席)が含まれている。

◆パワートレインはターボ×ISG、足回りにはAIRMATICが標準装備

「E300」のパワートレインは、エンジン単体で最高出力190kW(258ps)、最大トルク400Nmを発生する、新型の2.0リットル直列4気筒ターボエンジン「M254」に加え、エンジンとトランスミッションの間に配置される電気モーターのISGによって短時間、最大で17kW(23ps)、205Nmのブーストが可能だ。

また、足回りでは連続可変ダンピングシステム ADS+とエアサスペンションを組み合わせた AIRMATICが標準装備。AIRMATICによるセルフレベリング機構は、乗員や荷物の重さに関係なく地上高を 一定に保ち、また必要に応じて変化を与えることで走行時に高い快適性を高める機能を持っている。

「E300 エクスクルーシブ」の価格は、セダンが1126万円から、ステーションワゴンが1139万円からとなっている。

《text:大矢根洋》

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