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アウディ最強ワゴン、『RS 6アバント』に630馬力の「GT」登場

自動車ニュース

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アウディは2月6日、高性能ワゴン『RS 6アバント』シリーズの最高峰モデル「RS 6アバントGT」(Audi RS 6 Avant GT)を欧州で発表した。

外観は、専用のルーフエッジスポイラーやディフューザー、22インチアルミホイールが特長。内装には、高品質なバケットシート、新鮮なカラーコンビネーション、センターコンソールのシリアルナンバープレートが特別なアクセントとして施されている。

軽量で調整可能なサスペンションはRS 6アバントGT専用だ。リアアクスルのクワトロスポーツディファレンシャルがドライビング性能を向上させる。V型8気筒のツインターボエンジンは、最大出力630hpを発揮する。86.7kgmの最大トルクは2300~4500rpmで引き出される。

フロントエンドは「RS 6 GTOコンセプト」からインスピレーションを受けている。シングルフレームとエアインテークは、ロー&ワイドに見せるために、ハイグロスブラックで仕上げられた。フロントバンパーの垂直ブレード、新しいインテークグリル、バンパーに組み込まれたフロントスプリッターが、鋭い外観を強化している。

アウディスポーツは新設計されたボンネットフードを開発し、カーボンファイバー製としたしている。カーボン製ボンネットフードには、特別な仕上げを施した。22インチアルミホイールの後方のエアアウトレットは、ホイールアーチ内の気圧を減らし、ブレーキ冷却性能を引き上げる。ボンネットフードと同様に、フェンダーもカーボンファイバー製、としている。

《text:森脇稔》

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