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鋳造の限界に挑む“グラムライツ”、斬新なデザインとスポーツ性能でファンを獲得

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レイズのホイールを愛するユーザーが富士スピードウェイに集まった「2023 RAYS FAN MEETING(レイズ ファン ミーティング)」(4月23日開催)。ここではエントリー車の中からグラムライツを装着した車両をピックアップして紹介することとした。

富士スピードウェイを使った大規模イベントであるモーターファンフェスタ2023の中で開催された「2023 RAYS FAN MEETING」。当日は事前エントリーしたレイズのホイールを履いているユーザーが駐車場を埋め尽くした。その数なんと約800台。レイズと言えばリアルレーシングの世界でも活躍するホイールメーカーとして知られるだけにスポーツモデルのエントリー車が多かった。中でも今回ピックアップしたのが鋳造ブランドの「グラムライツ」。国産車から輸入車、スポーツモデルから4WD、1BOXまで、多種多彩な装着車両がエントリーしていたのも同ブランドの特徴でもあるだろう。

グラムライツのスポーツテイストを体現しているのが6本スポークの57DRや5本スポークの57DCだろう。ドリフトなどでも盛んに用いられるスポーツホイールはハイスペックで高い信頼性を誇るモデルだ。そんな57DRには4WDやハイエースなどのラージP.C.D.に対応した57DR-Xが用意されている。スポーティな直線的なスポーク形状を4WDやSUV、1BOXなどに取り入れるには絶好モデルとなった。会場にも数多くのエントリーが見られ、その人気の高さを感じた。

数多くの定番モデルを持つグラムライツだが新しい世代のグラムライツを感じさせるモデルのひとつが57FZXだ。シャープなY字形状のスポークを備えたフォルムに加え、Y字の交点部分に穴を設けた構造で軽さを強調するデザインとしているのが特徴。本気のスポーツ走行からドレスアップ派までがもてはやすデザインになっているのもこのモデルの特徴だろう。

リアルレーシングの世界で高い評価を受ける57DR、57CRの各モデルに次いで、新たな主力スポーツホイールとしてラインアップされているのが57XRだ。2×6のツインスポーク構造を備え、各スポークは曲面まで細く、シャープに作り込まれている。そのスポークはリムフランジに被るいわゆるリムオーバーデザインとしているのも特徴。足もとを力強く支える高い剛性を感じさせるデザインでもある。このモデルを履きこなすだけで足もとをスポーティに彩れる。

その他にも、イエローラインを施した57Transcend UNLimt Editionやロービジカラーを採用した57DR-X 2122 LIMITED EDITIONなど、カラーリングでの遊び心もグラムライツの特徴のひとつ。足もとに差し色としてアクセントカラーを投入するのもドレスアップのひとつのスタイルとしてすっかり確立している。

スポーツモデルへの投入はもちろん、その他の車種にスポーツのテイストを投入するのにも絶好なグラムライツ。エントリー車両の多彩さを見ればその理由がわかるだろう。スポーツをキーワードにしたホイール選びには欠かせないブランドとなった。

《text:土田康弘》

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