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グリルは小型化? 大幅改良するアウディ『A6セダン』の変更点とは

自動車スクープ

アウディ A6 セダン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 15 枚写真をすべて見る

アウディの欧州Eセグメントモデル、『A6』ファミリーが大幅改良を迎えようとしている。現行型A6は2019年にデビュー、2024年にはフルエレクトリック(BEV)バージョンとなる『A6 e-tron』を発売予定だが、その前にベースモデルの大幅改良が行われる。

スクープサイト「Spyder7」がスウェーデン北部の山中で捉えたプロトタイプは、ボディ前後を中心にカモフラージュ。フロントエンドからは、ややコンパクトになったグリルが確認できる。自動車業界では、グリル拡大が一つのトレンドとなっているが、アウディは流行を追わないようだ。そのほか、新設計されたLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライト、コーナーエアインテークも水平トリムを備えリフレッシュされている。

リアエンドでも、LEDテールライトのグラフィックが刷新されている様子がうかがえる。バンパーも現行型より若干アグレッシブになっているようだ。バンパーに埋め込まれた排気口は隠されているが、今後新デザインで装備される可能性が高い。

インテリアに関しては、インフォテインメントシステムの新しいソフトウェアや、新しい室内装飾品のオプションなど、いくつかの変更が予想されるが、改良新型では、前後ヘッドライトをメインに大きな改良が見られそうだ。

パワートレインは、2.0リットル直4気筒ガソリン/ディーゼルエンジン+マイルドハイブリッド、3.0リットルV型6気筒のガソリンターボエンジン、『S6』には2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジン+マイルドハイブリッドエンジンがそれぞれ用意される。

A6改良新型のデビューは2023年後半とみられていたが、ワールドプレミアは2023年春までに行われ、セダンとアバントが同時に公開される可能性もある。その後オールロード、S6、『RS6』が続く予定だ。A6は次世代型がエンジンを搭載する最後のモデルとなる予定となっており、将来はフルエレクトリック『A6 e-tron』に道を譲ることになるだろう。

《text:Spyder7編集部》

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