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フォーカルの単体サブウーファーをチェック[カーオーディオユニット AtoZ]

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カーオーディオシステムのバージョンアップに関心を抱くドライバーに向けて、それを実行するための製品選びのキモを解説している当コーナー。今回は、フランス発の世界的なスピーカーブランド「フォーカル」が擁する「単体サブウーファー」のラインナップを紹介していく。

ところで「単体サブウーファー」は、ブランドにより製品ラインナップの仕方が異なる。例えば前回紹介したとおり国産ブランドは少数精鋭的にリリースしていて、かたや北米ブランドをみると、口径違いやボイスコイルのタイプ違いも含めて多彩に製品展開している場合が多い。

一方欧州ブランドを見渡すと、その両方が存在している。豊富に「単体サブウーファー」を発売しているメーカーもあれば、数を絞ってリリースしているブランドもある。

ちなみにいうと潤沢に製品を持つブランドは、音圧競技のコンペティター向けのモデルを充実させているケースが目立つ。対して小数精鋭的に製品展開しているブランドの多くは、競技用のモデルは持っていない。

今回フィーチャーする「フォーカル」は、後者だ。ただし、国産ブランドと比べると製品ラインナップは手厚い。

同社はカー用のスピーカーをグレードを分けて展開していて、主要なラインを3つ持つ。『ユートピア M シリーズ』、『K2 パワー シリーズ』、『フラックス EVO シリーズ』、これらだ。で「単体サブウーファー」は各シリーズごとで2モデルから4モデルが用意されている。どのラインのスピーカーを使うにせよサブウーファーまで含めてグレードを統一でき、しかもある程度の選択肢も用意されているというわけだ。

具体的な顔ぶれを見ていこう。まず、『ユートピア M シリーズ』では、20cmモデルと25cmモデルの2つを持つ。ちなみに20cmモデルの方は実はサブウーファーではなくウーファーだ。しかしサブウーファーとしても使用可能だ。そして当機は取付奥行き寸法も短い。つまり、インストール性が高められたスペシャルモデルとなっている。

続く『K2パワー シリーズ』では、スタンダードな25cmモデルと大口径タイプの30cmモデルの2つが用意されている。そしてスタンダードグレードとなる『フラックス EVO シリーズ』では、20cmモデルと25cmモデルのそれぞれで、通常モデルと薄型モデルとの2タイプずつがラインナップされている。

音質重視の「単体サブウーファー」に興味があり、ほど良く選択肢が用意されているブランドを探していたら、「フォーカル」の「単体サブウーファー」にもご注目を。

次回は、その他の欧州ブランドの注目モデルにフォーカスする。お楽しみに。

《text:太田祥三》

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