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car audio newcomer! トヨタ ランドクルーザープラド(オーナー:名取史顕さん)by サウンドエボリューション・ログオン 前編

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ブランクのあと戻ってきた…トヨタ ランドクルーザープラド 前編[カーオーディオ ニューカマー]全 6 枚写真をすべて見る

長いブランクの後、オーディオに戻ってきた名取さん。きっけは家族が落ち着いてトヨタ『ランドクルーザープラド』を新車購入したことだった。セキュリティとオーディオインストールを同時に千葉県のサウンドエボリューション・ログオンにオーダー。高音質なオーディオを目指した。

◆20年ぶりになる本格オーディオの取り付け
最新のシステムやユニットを選んで納車を待つ

若い頃(20数年前)にはカーオーディオにどっぷり魅了されていた時期があったというオーナーの名取さん。

「キッカーのスピーカーを使ったり12インチのサブウーファーを2発を組んだりしていました。外部アンプも複数台使ってそこそこ充実したシステムだったと思います。当時は良い音&デカイ音を追求してシステムを組んでいたように憶えています」

しかし、家族ができた名取さん、しばしオーディオの世界から離れることになった。そして諸々の環境が落ち着いてきたことから、20年の歳月を経て、再びオーディオのインストールを再開するタイミングがやって来る。

「今回、プラドを新車で購入することにしたんです。それでログオンでセキュリティを取り付けてもらうことにしたんですが、その時にオーディオも合わせてオーダーすることにしたんです」

本格的なオーディオインストールは20年ぶりとなる名取さん。プラドの購入が決まると納車前からログオンに出かけて相談を始めている。システム決めやユニットチョイス、そして最終的な見積もりまでを納車前には済ませてしまう段取りの良さだった。

◆上質感や音の伸びやかさなどを評価して
フォーカルの2ウェイスピーカーをチョイス

「今回のオーディオのオーダーはシステム組みやユニットのチョイス段階から存分に楽しみました。スピーカーはパンチのあるサウンドの方向性にするのか、最近よく聴いている女性ボーカルを心地良く聴かせてくれるスピーカーにするのか、ショップでいろいろ相談して候補を出していったのも楽しめました」

こうしてスピーカーの第一候補に選んだのはフォーカルの165W-XP。ユートピアの165mm・2ウェイユニットで多くのユーザーから評価も高いスピーカー。説明を聞いたオーナーも魅力を感じたという。

「ショップで相談する中で出てきたのが165W-XPでした。上質感のあるサウンドである点やツイーター形状が面白いなど、なんだか気になる存在だったので候補に挙げました」

スピーカー選びの絞り込みの段階で試聴を実施。実際に店内のデモボードを使っていくつかのスピーカーを聴き比べていくことにした。

「比較試聴するとそれぞれのスピーカーの違いがすごくよくわかりました。165W-XPは音の伸びやかさが際立っていました。そのサウンドの方向性が気に入ったので迷うことなくこのユニットの導入を決めました」

最後は予算組みになるのだが、全体の予算をあらかじめショップ側に提示していたオーナー。そこからスピーカーに掛けられる費用を逆算して行った。ショップとも予算面では相談して、あまり大がかりな作り込みはせずに、ユニットの予算に比重を置いて費用を回す予算組みをして行くことになった。

◆DSPアンプを使ったシステム構成とし
パワードサブウーファーなども同時導入

スピーカーが決定すると、システムを順に決めて行く段階に進む。DSPアンプを使ってフロント2ウェイをドライブするシステムを採用した名取さん。サブウーファーはパワードタイプをチョイスすることにした。さらにヘッドユニットには高音質ナビを用いるシステムを計画する。

「DSPアンプにはヘリックスのM FOUR DSPを、ナビにはカロッツェリアのサイバーナビ、さらにサブウーファーはキッカーのHS10を選んでシステムが完成しました。久しぶりの本格オーディオインストールとあって、どんな音に仕上がるのか楽しみになってきました」

しかし、ここからがスムーズには行かなかった。近年問題になっている世界的な半導体不足の影響もあってナビの入荷が大幅に遅れることになる。プラドが納車されると即ログオンに持ち込んでセキュリティの施工は実施したのだがオーディオの取り付けはお預け。

「ここからしばらくはユニットの入荷待ちの状態が続いて、オーディオ無し=音なしの状態で乗るしかありませんでした。楽しみにしていたオーディオだったんですが我慢の数か月でした」

ただし、この期間をムダにすること無く、防振処理を実施することでオーディオ熱をキープしたのはオーナーのアイデア。後編ではその時に実施した防振処理からインストール後のファーストインプレッションまでを一気に紹介して行くこととしよう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。


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《text:土田康弘》

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