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トヨタ車純正ディスプレイオーディオのエンタメ力を上げる方法とは? システムアップのための、カーオーディオユニット“AtoZ”! lesson 03「周辺アイテム編」その8

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ビートソニック・トヨタディスプレイオーディオ用外部入力アダプター AVX02全 4 枚写真をすべて見る

カーオーディオシステムのビルドアップを図るための製品情報を発信している当コーナー。現在は、「周辺アイテム」にスポットを当てている。今回は、トヨタ車純正ディスプレイオーディオのエンタメ力を上げられるアイテムを紹介する。

さて、以前にも説明したようにトヨタ車純正のディスプレイオーディオは、「Apple CarPlay」と「androidauto」に対応していることが特長だ。なのでスマホナビアプリや音楽アプリの表示を車載モニターに映し出せて、その操作も車載モニター上で行える。しかし映像系のアプリには非対応で、この点を不満に思うドライバーは少なくない。

なおこの不満を解消したいと思ったときには、以前に紹介した「車載用Android端末」が役に立つ。これを使えば、端末に格納してある映像系アプリの表示をトヨタ車純正ディスプレイオーディオの画面に映し出せて操作も画面上にて行える。

ただし、映像系アプリのみならず他の外部機器(例えばDVDプレーヤーやゲーム機等)の映像も映し出したいと考える場合、さらにはよりリーズナブルにそれを実現したいと考える場合には別の方法がお薦めとなる。それは、「外部映像入力端子の増設」だ。

オーナーならご存知のとおり、トヨタ車純正ディスプレイオーディオにはHDMI端子はおろかアナログの外部映像入力端子も備わっていない。この点も映像系ソースを楽しみたいと考えるドライバーに不満を抱かせる要因となっている。

でも、写真で紹介している「ビートソニック」や「データシステム」といったアフターパーツメーカーのアイテムを使うと、外部機器の接続が可能となる。というのもトヨタ車純正ディスプレイオーディオは、純正オプションの地デジチューナーやCD/DVDプレーヤーは接続できる。つまり、映像を入力する回路は存在している。各社の「外部映像入力端子」を増設するアイテムは、それを活用しているというわけだ。

なお、当アイテムと「HDMI変換アダプター」とを併用すれば、スマホのミラーリングも行える。ただミラーリングでは車載モニター上ではアプリを操作できず、同乗者のために走行中にも映像を映し出したいとなると「テレビキャンセラー」的なアイテムも必要となる(それが同梱されている製品もある)。

その点、先述した「車載用Android端末」にて映像系アプリを映し出す場合には「テレビキャンセラー」的なアイテムは不要だ。しかもUSBケーブルで接続すればOKなモデルが多くそうであれば取り付け費用もかからない。そして、車載モニター上でアプリの操作を行える。

対して「外部映像入力端子の増設」は、すでに「テレビキャンセラー」的なアイテムを使用している場合には特に、製品代は少なくてすむ場合が多い。どちらを選ぶかは、コストと使い勝手とを鑑みて総合的に判断しよう。

今回は以上だ。次回も注目すべき周辺アイテムの紹介を続行する。お楽しみに。


《text:太田祥三》

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