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car audio newcomer! メルセデスベンツAMG A35エディション1(オーナー:けんもんさん) by サウンドステーション クァンタム 前編

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ライブを再現したい…メルセデスベンツAMG A35 前編[カーオーディオ ニューカマー]全 8 枚写真をすべて見る

クルマ好きで音楽好きなけんもんさん。愛車のメルセデスAMG『A35』を手に入れて、高音質化を目指して見つけ出したのが茨城県のサウンドステーション クァンタムだった。フォーカルのスピーカー取り付けを手はじめに高音質化のシステムアップが始まった。

◆音楽好きなオーナーが車内での高音質化を狙い
手軽にはじめられるスピーカー交換をプランする

アウディを5台乗り継いだ後に、メルセデスのAクラスを2台乗り継いでいるというクルマ好きのけんもんさん。さまざまなクルマの良さを知り、それぞれの長所を楽しんでいる。そんなクルマ好きなけんもんさんは同時に音楽も大好き。

「以前から角松敏生が好きでドライブ中も良く聴いています。また生の演奏も大好きなので年間10回はライブに出かけています」

そんな音楽好きが高じてけんもんさんが考えたプランは車内で“ライブの音と雰囲気”を再現することだった。すでに早い時期から純正オーディオの音ではもの足りなくなっていたオーナーは、オーディオのシステムアップを本格的にプランするようになっていく。しかし何からはじめれば良いのか暗中模索だったという。

「まずはスピーカーを交換すれば良いのかも? と考えたんです。いろいろ調べはじめて見つけたのがフォーカルのプラグ&プレイストアでした。手軽にスピーカーを交換できること、メルセデス専用モデルがあることが選択の理由でした。それとフォーカルのスピーカーは振動板が黄色でカッコいいのも決め手でした」

◆デモボードを使ってスピーカーセレクトを実施
取り付け方法はシンプルなインナー処理を選択

オーナーが見つけて出かけたのがクァンタムの店内に併設しているフォーカル プラグ&プレイ守谷だった。しかしショップで相談を始めるといろいろなことがわかってきた。

「当初はフォーカルのメルセデス専用スピーカーを取り付ける予定だったんですが、Aクラスには設定が無いことがわかったんです。そうなるとスピーカーの取り付けにはある程度の加工が必要になることがわかり当初のプランとは変わってきたんです」

しかし、オーディオ熱がヒートアップしたオーナーは、愛車を良い音にしたいという思いが冷めることは無く、現実的なシステム導入を検討することにした。まずは取り付けるスピーカーの選定をスタートさせることにしたオーナー。ショップのデモボードを使って複数のスピーカーを聴き比べて好みの音を選び出すことにした。

「クァンタムの店内に設置されていたデモボードにはいくつものスピーカーが入っていて、それを順番に聴き比べていきました。切り替えて音を聴くとそれぞれのスピーカーの音がかなり違うことがよくわかりました。その中から決めたはフォーカルのK2パワーでした。サウンドはもちろんなのですが、コスパも高いし当初から気になっていた黄色の振動板もカッコいいと思ったので決めました」

さらにスピーカーの取り付け方法も相談を開始する。当初の車種専用モデルの様な至ってシンプルな取り付けではなくなったこともあって、正直なところ少し迷ったところもあったというオーナー。

「どうせ取り付け加工が必要なら、いっそのことアウターバッフルを作ってしまおうか! とも思ったんですが、まずは現実的なインナーバッフルでシンプルに取り付けもらうことにしました」

◆インナー取り付けを基本としながらも
ツイーターはAピラーに埋め込み設置する

フォーカルK2パワーの2ウェイであるES165KX2をチョイスしてインナーバッフルによる取り付けをオーダーしたオーナー。しかしすべてを純正位置にインナー取り付けすることは避けたかった。

「せっかく選んだスピーカーなので、すべてのユニットが隠れてしまう取り付けは面白くないと考えたんです。そこで音質の面でのメリットも考えてツイーターだけはAピラーを加工してビルトイン取り付けしてもらうことにしたんです」

これが功を奏して、高域特性をうまく引き出しクリアなサウンドになったのはオーナーも満足の仕上がりとなった。さらにスピーカー交換と合わせて導入をアドバイスされて検討したのがDSPアンプだった。

「調整機能を加えることも外部アンプを追加することもできるのでDSPアンプは魅力的だと感じました。それでマッチのM5 DSP MK2を選びました。小型モデルだったのでダッシュパネルの裏側に設置して外からは見えない取り付けにしてもらいました」

スピーカー交換と合わせて、DSPアンプをシステムに組み入れて調整機能とパワーアンプの能力をグレードアップ。音質面のレベルアップは一気に高いものになった。

後編の次回は好きな音楽を聴いていてもの足りなさを感じたオーナーが次なるシステム強化を行う過程を紹介して行くこととしよう。後編にもぜひとも注目して欲しい。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《text:土田康弘》

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